問題解決に向けて積極的、計画的な行動をとる人は、消極的な人に比べ、がんや脳卒中、心臓病で亡くなるリスクが低くなるとの調査結果を国立がん研究センターなどの研究チームがまとめたそうです(YOMIURI ONLINE)。調査は、50~79歳の約5万7000人を7~11年間追跡。日常生活での問題対処法についてのアンケート調査で、「計画を立て実行する」「誰かに相談する」「状況のプラス面を見つける努力をする」などの積極的な行動をとる頻度が高い群と低い群に分け、がんや脳卒中などの発症やそれに伴う死亡のリスクに違いがあるか調べたそうです。その結果、積極的な行動をとる頻度が高い人は、低い人に比べ、がんの発症には差がなかったが、がんでの死亡リスクは15%低かった。脳卒中の発症リスクも15%低く、脳卒中と心臓病を合わせた循環器疾患で亡くなるリスクは26%低かったというものです。
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