ペニシリンの発明からさかのぼること約5万年前に、歯の膿瘍に苦しんでいた旧人類ネアンデルタール人の若者が、天然の抗生物質や鎮痛成分を含む草木を食べていたことが分かったとする研究論文がNatureに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究では、ネアンデルタールの歯石を調べたそうです。現在のスペインのエルシドロン(El Sidron)に当たる地域に住んでいたネアンデルタール人の男性は、抗生物質を産生するペニシリウム属の真菌を摂取し、サリチル酸を含むポプラの木の破片をかんでいたというもの。サリチル酸は、現代の鎮痛薬アスピリンの有効成分。
http://www.afpbb.com/articles/-/3120730
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