北極圏とアルプス(Alps)山脈に積もった雪の中からマイクロプラスチック(プラスチック微粒子)が検出されたことがScience Advances電子版に掲載された論文で明らかになったそうです(AFPBB NEWS)。風に運ばれ、雪に交じって降ったものだということです。研究では2015~17年、デンマーク領グリーンランド(Greenland)とノルウェーの間にあるフラム海峡(Fram Strait)に浮かぶ氷盤5か所でサンプルを採取し、赤外線撮像で分析。スイスのアルプス山脈とドイツ北西部ブレーメン(Bremen)でそれぞれ採取したサンプルと比較したそうです。その結果、北極圏で採取したサンプルのマイクロプラスチック濃度は、スイスやドイツのサンプルと比べればずっと低かったが、それでもかなりの濃度だったということです。
https://www.afpbb.com/articles/-/3240294?cx_part=top_category&cx_position=3
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