ロシア・シベリア(Siberia)の広範な地域では、大規模森林火災が定期的に発生しているそうですが、今年の火災は異例の規模となっており、環境への長期的影響が懸念されているそうです(AFPBB NEWS)。森林火災による延焼面積は数百万ヘクタールに及び、周辺の都市全体が黒煙と有害煙霧に覆われる中、環境問題専門家らはこの災害が北極圏の氷融解を加速させる恐れがあると警告しているそうです。当局によると、7月29日の時点での延焼面積は320万ヘクタール以上に及んでおり、主にシベリアのサハ(Sakha)共和国、クラスノヤルスク(Krasnoyarsk)、イルクーツク(Irkutsk)など広大な地域が炎に包まれているそうです。ロシア連邦森林局は、気温が30度を超える中で発生したドライサンダーストーム(雷だけで雨が降らない嵐)が引き金となり火災が発生し、強風にあおられて拡大したと説明しているそうです。
https://www.afpbb.com/articles/-/3237684
https://www.afpbb.com/articles/-/3237684