高精度の質量分析計を使い、早期の大腸がんを9割以上の高い確率で発見できる検査方法が開発されたそうです(YOMIURI ONLINE)。年内にも京都市内の病院で一般の受診者に試験運用して、有効性を確かめるそうです。研究チームによると、質量分析計は、同社独自の技術で物質を1000兆分の1グラムのレベルまで高い精度で計測感応。この分析計で血液検査を行い、大腸がんの指標となるアミノ酸など8種類の物質が含まれている量を分析。分析は数滴の血液で可能。早期の大腸がん患者300人に検査したところ、9割を超える精度で早期がんを確認できたそうです。同時に血液中の「腫瘍マーカー」を使う従来の血液検査も実施したところ、発見率は1~2割にとどまったそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170329-OYT1T50068.html?from=ycont_top_txt
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