健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

天才は遺伝か環境か

2012-11-29 08:30:40 | 日記
天才は「生まれか、育ちか」――。才能や成功は遺伝で決まるのか、環境で培えるものなのかという二極論は、答えの出ない永遠のテーマですね。ですが、天才と凡才の間には、少なくとも、目に見える大きな違いがあることが分かったそうです(The Wall Street Journal日本版)。その違いとは、脳の構造だそうです。相対性理論で知られる天才物理学者アルベルト・アインシュタインの脳の写真を調べた結果、前頭葉などが並外れて発達していたというのです。脳の重さは1200グラム強と、平均的な大きさだが、全米保健医学博物館に保管されている14枚の写真を分析したところ、集中力や粘り強さをつかさどる前頭葉や、体性感覚皮質などが大きく、脳のシワである脳回が複雑さを極めていたというもの。これが、たぐいまれなる空間視覚能力や数学能力を生み出したのだろうというのです。このアインシュタインは、偉大な物理学者になるべく、特別な脳を持って生まれたのか。研究に研究を重ねるうちに特定の部位が発達したのか――。つまり、天才は99%の才能と1%の努力なのか、はたまた1%の才能と99%の努力なのかというナゾには決着がつかないままです。さて、答えはあるのでしょうか。
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