ポルトガル政府は、来年からソフトドリンクに対して「砂糖税」を導入する方針を明らかにしたそうです(AFPBB NEWS)。これにより見込まれる8000万ユーロ(約91億円)の増収分を公共医療サービスに当てるそうです。世界保健機関(WHO)が値上げによって糖分の消費量が大幅に減る証拠を挙げ、糖分の多いソフトドリンクへの課税を各国に呼び掛けていたそうです。今回ポルトガル政府が発表した計画によると、1リットル当たり80グラムを上回る砂糖が含まれる飲料は100リットルにつき16.46ユーロ(約1900円)、80グラム以下の場合は8.22ユーロ(約940円)が課税されるそうです。砂糖が35グラム含まれている標準サイズの330ミリリットル缶のコカ・コーラ(Coca-Cola)は、5.5ユーロセント(約6.3円)課税されることになるそうです。砂糖税が導入されるのはソフトドリンクのみで、糖分が多くても牛乳や果汁を主成分とする飲料は対象外となるとも。
http://www.afpbb.com/articles/-/3104478
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