115億光年先の宇宙で、複数の銀河やブラックホールの源になったとみられる網状のガスの広がりを見つけたとする発表があったそうです(読売新聞オンライン)。銀河やブラックホールは、水素などのガスが供給されることで成長するそうですが、理論からは、広範囲にガスの供給源となる網のような構造があると考えられていたが、網状のガスが発する光は弱く、見つかっていなかったそうです。研究では、米国ハワイ州にあるすばる望遠鏡や、チリにある欧州南天天文台の望遠鏡などを使った観測結果から、みずがめ座の方角に、縦450万光年、横300万光年の領域で網状に広がる水素ガスを確認。この広がりに沿うように、銀河やブラックホール計18個が形成されていたそうです。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20191005-OYT1T50169/
https://www.yomiuri.co.jp/science/20191005-OYT1T50169/