先日、スイスでエネルギー政策の全面的な見直しに関する国民投票が実施され、老朽化した原子炉を段階的に廃止し再生可能エネルギーを推進する政策が支持されたと報道されました(AFPBB NEWS)。最終開票結果は見直し賛成が58.2%。6つの準州を含む全26州のうち、反対が多数となったのはわずか4州だったそうです。2011年3月の東日本大震災で東京電力福島第1原発事故が発生して間もなく、スイス政府は国内の原発を順次閉鎖することを決定していたそうです。政府は水力発電に加え、太陽光、風力、地熱、バイオマスなど他の再生可能エネルギーへの依存度を高めていく方針とのこと。国民投票の結果を受けて、政府は来年1月からこの政策を段階的に実施していくことになったそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3129019
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