国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、温室効果ガスの排出ペースが現状のままなら早ければ2030年、遅くとも2050年までに地球の平均気温は産業革命前と比べて1.5度以上上昇する可能性が高いと報告し、気候変動に伴う国際的な混乱を回避するため社会と世界経済を「未曽有の規模」で変革する必要があると訴えたそうです(AFPBB NEWS)。地球の平均気温は既に産業革命前比で1度上昇し、海面上昇のほか暴風雨の強大化、洪水や干ばつの増加を招いていると考えられています。温暖化がこのまま進み、気温上昇が3~4度に達すれば、地球は人が住める場所ではなくなるとの指摘もあるそうです。報告書では、大災害を防ぐため行動できる時間は残り少ないと警告。政策決定者向けに報告をまとめた文書では、温暖化が人類の対策を上回るペースで進行している点を強調するとともに、最悪の未来を回避するためのパラダイムシフトといえる選択肢の概要を説明しているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3192509?cx_part=top_category&cx_position=2
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