南米チリの高地で日米欧などが共同運用する世界最高性能の電波望遠鏡「ALMA」が先日公開されたそうです(YOMIURI ONLINE)。この10月には可動式パラボラアンテナ66台を差し渡し約16キロ・メートルの範囲に配置し、全体が1基の望遠鏡として最大口径となった状態での初観測が行われたそうです。ALMA望遠鏡のある標高約5000メートルのアタカマ砂漠は晴天率が高いうえ、降雨が少なく乾燥しており、電波の観測に最適だそうです。日米欧が約1000億円を投じて建設、日本は約4分の1を負担。2013年の本格稼働以降、性能を引き出すための調整を重ね、最近では300キロ・メートル以上先の1円玉を識別できる性能に達したそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20171123-OYT1T50060.html
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