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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

身長と薄毛

2017-03-18 08:30:36 | 研究
背の低い欧州系の男性は、早期脱毛症になるリスクが高いとする研究結果がNature Communicationsに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。これまでの研究では、いわゆる男性型脱毛症の男性はそれ以外の男性に比べて、心臓病と前立腺がんを発症する確率が統計的にわずかだが高いことが示されていたそうです。今回の研究では、若年性脱毛症のリスクを上昇させる遺伝子変異を63個特定したそうです。欧州系の男性では通常、30歳台で薄毛化が始まるそうで、欧州系男性の最大80%が、程度の差はあれ何らかの影響を受けるそうです。一方、アジア人の場合、抜け毛が始まるのはこれより10年ほど後で、全体の発生頻度ははるかに低く、影響を受ける男性は全体の50~60%だそうです。今回の研究で発見された遺伝子変異の一部は、治療的介入の有望なターゲットとなる可能性があるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3120893
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