フランス保健当局は、フランス製薬会社Crinexの液体ビタミンD「Uvesterol D」を投与された新生児が窒息死したことを受け、一時的な措置として同製品を販売中止とする方針を明らかにしたそうです(AFPBB NEWS)。Uvesterol Dは、ビタミンD欠乏症の子どもに処方されるフランスでは一般的な液状サプリメント。液体をピペットで口の中に垂らして経口投与する。しかし昨年の12月21日、生後10日の新生児がUvesterol Dを投与された後に窒息の症状を起こして死亡。捜査の結果、新生児の死亡がUvesterol Dの摂取と関連している可能性が示されたことから、巣ランス医薬品・保健製品安全庁(ANSM)は「予防措置」としてUvesterol Dの販売中止を決めたそうです。販売中止措置にあたって保健相は、危険性があるのはビタミンDそのものではなく、独特な投与方法だと指摘しているそうです。また、Uvesterol Dはフランス国外では販売されていないそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3113184
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