ハイブリッド車のモーターやLED照明などに不可欠なレアアースを豊富に含む鉱床が、太平洋の深さ3500~6000メートルの海底に大量に存在することが明らかになったそうです。資源量は、陸上埋蔵量(約1億1000万トン)の800倍に及ぶと見積もられ、中国依存の供給事情や将来の枯渇などの懸念を抱えるレアアースの安定確保につながる成果として注目されるそうです(YOMIURI ONLINE)。レアアースといえば、昨年の尖閣諸島沖での漁船衝突事件を契機にかなり報道されるようになりました。世界生産量の9割を中国が持っているために、対日輸出規制を掛けているとかしないとかで大きな問題となっていました。現在でも、価格が急騰するなど供給は安定していないそうです。そうした状況においては、朗報ですね。でも深海ということで、採掘には費用がかさむことが予想されているようです。
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