永遠に、幸せになりたい。    by gorosuke

真夜中、いいおっさんが独り海に向かって延々と竿を振る。
アホだな。でもこのアホ、幸せなんだよなあ。

このところの。

2010-11-19 | スズキ
このところ、2度ばかり釣りに出かけたが、仕事に追われゆっくりブログを書くことが出来なかった。

でも、記録として少し書いておこうか。


11月10日。
富山高岡での展覧会から帰ってきたその日の夜遅くスズキを釣りに出た。
2週間ぶりの釣りである。

翌日、来客があるというのでスズキの刺身を馳走してやろうと。

前回の漁港。
波は3メートル。

ウエダーを履き、雨カッパを着込む。その上からゲームベストを付ける。そしてマグネット式で玉網を背負う。万全の装備。これで雨が降ろうが槍が降ろうが大丈夫。うっは。
ロッドにルアーを付けて、いざ釣り座へ。
なんかこの物々しい出で立ち、戦場に向かう兵士のようだ。
誰もいないが、ちと恥ずかしい。

時折大波が突堤を越えて背中にどどどっと降りかかる。
スズキには、ここはこのくらいの荒れが丁度いい。
釣れると思った。

早速、向かいの突堤の先のオレンジの灯りがほのかに照らす海面にフルキャスト。
緩い追い風、ブルースコードスリムは直線を描いて闇に消える。よく飛ぶ。

二投目、20メートルあたりまで引いて来たところでゴゴンと来た。

元気のいいやつ。暗い海面に白い飛沫が横に走る。

足元まで引き寄せ、背中の玉網を片手で外し伸ばし、玉網入れ。
暴れながらもすんなり入る。
流石スズキ用の60センチの玉網である。

今夜はフルストリンガーかと心躍ったが、
その後・・・・・・・・さっぱり。

荒れ狂う港の外と静かになる内との境あたり、今にもヒットしそうなのだが・・・

2時間粘り、やはり・・・・さっぱり。

帰ろうかと思いながらの未練キャスト。

近くまで引いて来てガッツンと来た!!

強烈な手応えだった。

走る走る。

激しく首を振るロッド。

強引に引き寄せる。

海面に姿を現した魚は手応えの割には大きくはなかった。

その後、大物を狙ったが再び当たりは途絶えた。

60センチクラス2匹。
まあ来客に馳走するには十分か。






その三日後、11月13日。

羽咋のO君が釣り友と輪島にスズキ釣りに来ると言う。

午後9時、いつもの漁港で待ち合わせた。

出かけてみると荒れ続けていた海が一転して凪いでいた。
うねりを期待したが、大したうねりはなかった。

で、釣れなかった・・・・・・やはり。

小生は早々にスズキを諦め、イカを狙ったが、O君と釣り友浜ちゃんはテトラ、磯と場所を変えながらあくまでもスズキを狙い続けた。

O君ならこの状況でも釣るかもしれないと期待したが、駄目だった。
彼とは何度も釣りに出かけたが、 彼がボウズというのを初めて見た。
浜ちゃんもボウズである。

イカも渋かった。流れが早く、着底が分からない。
重いエギを使って、やっと二杯。
まあ、これが今年のイカの見納めだろう。




釣れなかったが、二人の笑顔は爽やかだった。
心底釣りを楽しんでいるんだな。

浜ちゃん。
アホは自信あるが、負けそうなくらいアホである。
また一人、元気で愉快な釣り友ができた。




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2 コメント

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Unknown (M♂(浜ちゃん))
2010-11-19 20:16:29
先日は、ありがとうございました。

また!!O氏と遊びに出掛けるので宜しくお願いいたします(*^ー^)ノ♪

常に自分のアホ具合に酔いしれております…(爆)
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浜ちゃん (ごろすけ)
2010-11-20 13:54:37
またやろう。

荒れていたらスズキ、そうでなかったらメバルだな。
今度はガッツリ釣ってやろう。でっかいの。

お互い、アホを磨きましょう。
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