goo blog サービス終了のお知らせ 

えすみの日記

ふつーの主婦ですが、日本の未来を真剣に考えたい!

日本の社会保障は世界一だったのに… (その2)

2010-12-15 12:44:01 | 政治について
さて、少子化だと本当に安い労働力をいれないとやっていけないのだろうか?
これについて考えてみよう。現段階では、介護業界などは人で不足で外国人がいなければ仕事は成り立たない。このシステムがあるなら、ないと困るんだろう。
では、今までの日本は介護保険がないときはどうしていたのか?
家族が苦労しながら看取ってたんだよね。
病気の面倒を見る人がいない人はどうしていたんだろう。病院に行くこともなく息絶えていたのかも知れない。それでも社会はある程度の秩序で成り立っていた。
★医療にかかれない人がいるのは社会のせいだ。貧困のせいだと叫ぶものがいるが、ちょっとまってくれ。
医療は社会が面倒見なければならないものだったのだろうか?
世界のスタンダードな感覚でいえば、高度な医療にすぐに見てもらえることは、贅沢。恵まれている。しかも、それが日本の保険制度のようなほんのわずかな代金負担で見てもらえるのは奇跡に近い。
アメリカでは病院代が払えないものは無情に1人で放置される。救急車には乗せてくれない。医療は代金を払ったものだけが貰える有料サービスで、欲しかったら買わなければならない。
この世界のスタンダードの感覚が日本にはないのはなぜか?
日本が金持ちだからだ。税金で彼等の医療費や生活費を面倒見ることができたからだ。
その社会保障費が破綻しかかっている。 当たり前だ。社会保障費が増大する分、企業の発展に使う公共投資や成長産業への補助がどんどん減らされている。産業は小さく縮小される。税収が減る。
年金が危ない。医療費が破綻するとずっといってるでしょ。なのに、なんで国庫の危機に介護保険を作ったの?
国民が介護はたいへんだから、楽するために国にやらせようとしたんだよね。国は無限にお金をもってるだろうから、国に面倒をみさせようとした。そして、社会福祉を充実させると約束した社会党や民主党などの社会主義者にこつこつと票をつみあげてきたんだよね。
国のGDPは増えてない。もはや日本は豊かな国ではない。税収は減っているとわかっているのに、国民は楽するために介護のサービスを国にやれとお願いしたんだよね。
それまではホームヘルパーさんと呼ばれる介護士たちは一般家庭回りにはいなかったんだよね。今はお年寄りはデイケアーサービスとかに車にのって遊んだりして帰ってくる。非常に楽しそうだが、なんでそんなことをしているのか? 保険だからだ。さほどお金がかからないからだ。 実際は莫大な費用が国から出ている。
貴方の税金だ。

楽しくみんなでお年寄りが遊ぶ会のためにバスがあって、一日楽しくお食事して会合して帰ってくる。なんでそんなことするの?税金でできる贅沢だからでしょ?  もちろん重篤な介護もあるのだろうが、重篤な傷病状態になると病院にいく、介護保険の管轄ではない。
社会が貧乏だったころ、どんなに苦しくても、誰も助けてくれなかった。社会が豊かになったから、日本人は国にたかり始めた。それまでは社会の発展の為に使っていたお金を、無料で楽できるサービスを国に要求しはじめた。
経済発展や産業の発展より、国民が楽できるようにお金を使わせた結果、産業や企業の競争力が弱くなり、企業は高負担をいやがって国外へ次々拠点を
移していった。だからますます日本は貧乏になる。
それが村山内閣、社会党の総理大臣ができたころからだよね。

最新の画像もっと見る