教育勅語ってなんぞや??
それは敗戦まで日本の道徳教育の根幹だった。
戦後の日本の教育現場が荒れ、親を敬わない子どもが増えたのはなぜ?
教育勅語は軍国主義とは関係ない。
よく読めばわかります。↓
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【教育ニ関スル勅語】
教育ニ関スル勅語(きょういくにかんするちょくご)は、第二次世界大戦前の日本で、政府の教育方針を明記した勅語である。一般的に教育勅語(きょういくちょくご)という。1890年(明治23年)10月30日発布、1948年(昭和23年)6月19日廃止。
教育ニ関スル勅語(教育勅語)は、1890年(明治23年)10月30日に、明治天皇の名で発表された勅語である。その趣旨は、第二次世界大戦前の日本では、修身・道徳教育の根本規範と捉えられた。また、外地(植民地)で施行された朝鮮教育令(明治44年勅令第229号)、台湾教育令(大正8年勅令第1号)では、教育全般の規範ともされた。
内容
教育勅語は、明治天皇が国民に語りかける形式をとる。まず、歴代天皇が国家と道徳を確立したと語り起こし、国民の忠孝心が「国体の精華」であり「教育の淵源」であると規定する。続いて、父母への孝行や夫婦の調和、兄弟愛などの友愛、学問の大切さ、遵法精神、事あらば国の為に尽くすことなど12の徳目(道徳)が明記され、これを守るのが国民の伝統であるとしている。以上を歴代天皇の遺した教えと位置づけ、国民とともに明治天皇自らこれを守るために努力したいと誓って締めくくる。
これは、西洋の学術・制度が入る中、軽視されがちな道徳教育を重視したものである。もちろん、西洋文明にも宗教(キリスト教)を背景とした道徳教育は存在するが、それを直接日本人に適用するわけにもいかず、かといって伝統的に道徳観の基本として扱われてきた儒教や仏教を使うことも明治政府の理念からすれば不適切であった。このため、伝統的な道徳観を天皇を介する形でまとめたものが教育勅語とも言える。こうした道徳観は、伝統的な儒教とは異なるものであり、江戸時代の水戸学からの影響が指摘されている。
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我が国体の精華にして 教育の淵源亦実に此に存す
● 爾臣民 父母に孝に 兄弟に友に 夫婦相和し 朋友相信じ 恭儉己れを持し 博愛衆に及ぼし 學を修め業を習ひ 以って智能を啓発し 徳器を成就し 進んで公益を広め世務を開き 常に国憲を重んじ国法に遵ひ 一旦緩急あれば義勇公に奉じ 以って天壌無窮の皇運を扶翼すべし
● 是の如きは 独り朕が忠良の臣民たるのみならず 又以って爾祖先の遺風を顕彰するに足らん
● 斯の道は 実に我が皇祖皇宗の遺訓にして 子孫臣民の倶に遵守すべき所 之を古今に通じて謬らず 之を中外に施して悖らず 朕爾臣民と倶に 挙々服膺して 咸其の徳を一にせんことを庶ひ幾う
自然な現代口語で語る 『教育勅語』 by チャネル桜
文章構成のひとつの基本。四部構成になっています。
■教育勅語
朕惟ふに
我が皇祖皇宗 国を肇むること宏遠に
徳を樹つること深厚なり
我が臣民 克く忠に克く孝に
億兆心を一にして 世々 厥の美を濟せるは
此れ我が国体の精華にして
教育の淵源 亦 実に此に存す
爾臣民
父母に孝に 兄弟に友に 夫婦相和し
朋友相信じ 恭儉己れを持し
博愛衆に及ぼし 學を修め業を習ひ
以って智能を啓発し 徳器を成就し
進んで公益を広め世務を開き
常に国憲を重んじ国法に遵ひ
一旦緩急あれば義勇公に奉じ
以って 天壌無窮の皇運を扶翼すべし
是の如きは
独り朕が 忠良の臣民たるのみならず
又以って 爾祖先の遺風を顕彰するに足らん
斯の道は 実に我が皇祖皇宗の遺訓にして
子孫臣民の 倶に遵守すべき所
之を古今に通じて謬らず
之を中外に施して悖らず
朕 爾臣民と倶に 挙々服膺して
咸 其の徳を 一にせんことを 庶ひ幾う
明治23年10月30日 御名 御璽
■教育勅語 口語訳
私は、私達の祖先が、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国をおはじめになったものと信じます。そして、国民は忠孝両全の道を全うして、全国民が心を合わせて努力した結果、今日に至るまで、見事な成果をあげて参りましたことは、もとより日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、私は教育の根本もまた、道義立国の達成にあると信じます。
国民の皆さんは、子は親に孝養を尽くし、兄弟・姉妹は互いに力を合わせて助け合い夫婦は仲睦まじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動を慎み、全ての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、さらに進んで、社会公共のために貢献し、また、法律や、秩序を守ることは勿論のこと、非常事態の発生の場合は、真心を捧げて、国の平和と安全に奉仕しなければなりません。
そして、これらのことは、善良な国民としての当然の努めであるばかりでなく、また、私達の祖先が、今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらにいっそう明らかにすることでもあります。
このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところであると共に、この教えは、昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国で行っても、間違いのない道でありますから、私もまた国民の皆さんと共に、祖父の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるように、心から念願するものであります。
■教育勅語 12の徳目
1.親に孝養をつくそう
2.兄弟・姉妹は仲良くしよう
3.夫婦はいつも仲むつまじくしよう
4.友だちはお互いに信じあって付き合おう
5.自分の言動をつつしもう
6.広く全ての人に愛の手をさしのべよう
7.勉学に励み職業を身につけよう
8.知識を養い才能を伸ばそう
9.人格の向上につとめよう
10.広く世の人々や社会のためになる仕事に励もう
11.法律や規則を守り社会の秩序に従おう
12.正しい勇気をもって国のため真心を尽くそう
まとめると・・・
孝行、友愛、夫婦の和、朋友の信、
謙遜、博愛、修業習学、知能啓発、
徳器成就、公益世務、遵法、義勇。
田母神閣下のブログ
「教育勅語と修身の教科書を復活せよ」
http://ameblo.jp/toshio-tamogami/entry-10489091598.html