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シンプル ライフ(健康で豊かな生活の実現を目指して)

健康で豊かなシンプルライフを実現するブログ情報

豊かさ実現の考え方

2008-02-25 11:04:13 | 生き方

 豊かさを考えるとき、人はいろいろなことを思い浮かべます。人は自分の置かれた状況や環境を前提にして豊かさをとらえています。豊かさは、100人いれば100とおりの豊かさがあります。この豊かさも時間の経過とともに変化していきます。このように豊かさはとらえどころのない考え方といえましょう。

 一般的に、豊かさは、心の感じる精神的な豊かさと、物質的な面からの経済的な豊かさに分けてとらえているように思います。

 精神的な豊かさを感じるのは、夢に描いていた人とめぐり会い結婚できたときの感動、赤ちゃんが生まれすくすくと健やかに成長している姿をみたときの感動、子どもが希望する大学受験に合格できたときの感動、希望していた家を持ちえたときの感動、スポーツ大会で優勝したときの感動、資格試験に合格できたときの感動など幸せと感じたときに起こるのではないでしょうか。精神的な豊かさは心の持ち方といってもよいのではないでしょうか。

  経済的な豊かさは、経済的にみれば、国民所得の大きさで測定されたり、多くの物を所有している状態ではかられることが多いです。個人の視点からみれば、希望する家が買えたり、好きな自動車が買える状態、素敵な洋服が買えたり、美味しい食事ができたり、好きなときに旅行ができたりする状態のことをいうのではないでしょうか。つまり、自分がしたいと思うことを何時でもできるというお金の状態のことを意味していると思います。

  豊かな暮らしを実現するという視点から考えると、人が考える豊かさを実現するには、精神的な豊かさと経済的な豊かさの両面を達成することといえそうです。経済的に豊かでなくとも心が豊かであれば善しとする考え方もありますが、人々が望む豊かな暮らしを実現するには経済的な裏づけが必要です。

 日本人の考え方の根底には、心が豊かであれば経済的豊かさを必要としないという清貧の思想があって、この考えを美徳とするところがあるように思います。しかし、この考え方で人々が望む豊かな暮らしが得られるのでしょうか。日本で暮らしている人であれば、余り衣・食・住に困っている人は少ないと思います。しかし、地球上の人々の暮らしを考えれば、充分に衣・食・住が足りているとはいえません。そのような状況にある人たちにとっては、精神的な豊かさも重要ですが、経済的な豊かさをより求めているといえます。その人が置かれている状況や環境によって異なるものといえましょう。

  シンプルライフを考えるときも、日本人が持っている清貧を善しとする潜在意識が強く現れているように思われます。シンプルライフを一般的に自然と調和しながら生活することと強調する考え方があります。このことを考えるとき何も特別に強調する必要があるのかと思うのです。

  人間は地球という自然の一部ですし、地球も宇宙の中の一部にしか過ぎません。このことを視野にいれていない人が使う言葉のように思われるのです。自然を無視した生き物は滅びざるを得ないのは過去を振り返れば明らかです。

  豊かな暮らしを実現するためには、精神的な豊かさと経済的な豊かさの両面が必要です。しかし、自然を無視した豊かさの追求は許されるはずもありません。豊かさ実現の方法としては、競争によって達成する方法でなく、人間に与えられた智慧を最大限に発揮して得ることです。

 

 

 

 

 

 


話し方に注意しよう

2008-02-25 00:57:04 | 生き方

 自分の話す言葉に注意しよう。自分自身のことや、自分の抱えている問題、その他何を話すときも、否定的で、やる気をなくさせるような話し方はしないようにしよう。失敗の可能性について触れたり、失敗をうかがわせるような話し方はしないことです。

 確信があれば、失敗だと思われたことも、ただそう見えただけだと後でわかるでしょう。いつも積極的な気持ちを持つことです。確信を持ち続け、決意を忘れず、感謝の気持ちを持って、毎日、その日にできることはその日のうちに終わらせれば、失敗と思えたことも、よい結果をもたらします。


本当にしたい仕事につくために

2008-02-24 00:27:13 | 生き方

 仕事を変えるか、変えないかは別として、いましている仕事を一生懸命にすることです。今まで積上げてきた仕事をこれからも毎日確実に行い、現在の仕事を将来の糧と考え、積極的に行うことです。そうすれば本当にしたい仕事につくことができます。そして、電話やメール等で人と接する時、あるいは直接人と接する時、相手に自己向上の気持ちを伝えることがとても大切になります。

 繁栄とはすべての人が求めているものです。それは人間が本来持っている能力を完全に表現したいという強い欲求の現れです。繁栄したいという願望は自然界のすべてのものの中にあります。それは宇宙の摂理でもあります。

 人間のあらゆる活動の根底にはもっと繁栄したいという願望があります。それはもっと食べ物が欲しい、もっと衣類が欲しい、もっといい家が欲しい、もっとぜいたくがしたい、もっと美しくなりたい、もっと知りたい、もっと楽しみたいなどの欲求です。それは、より豊かになりたい、より完全になりたいという心の現れです。

 あらゆる生き物は繁栄を続ける必要があります。繁栄がとまってしまうと、すぐに衰退が始まり、生滅しまうからです。人間は本能的にこのことを知っており、永遠に多くのことを求め続けるのでしょう。

「豊かになりたい」という願望は自然なことで、邪悪なものでも、非難されるべきものでもありません。それはただ単にもっと豊かな生活がしたいという願望に過ぎません。その願望は根源的な本能であり、人々はより豊かな生活に対して魅力を感じるのです。

 

 


自分のやりたいと思うことをするのが人生です

2008-02-23 00:58:57 | 生き方

 自分のやりたいと思うことをするのが人生です。気の進まないことばかりをさせられて、やりたいことができなければ、心からの喜びを感じることはできません。それに、自分のやりたいことなら、必ずできるはずです。やりたいと思う気持ちがあるということは、あなたの中にそれをやりとげる力があるという証拠です。やりたいという気持ちこそ、持てる力のあらわれです。

 音楽を演奏したいという欲求は、表現と発展を求めている力のしるしです。機械を発明したいという思いもまた、開発され、表現されたがっている力のあらわれです。もし、あなたの中にパワーがなければ、それをしたいという欲求は生まれません。

 もし何かしたいという強い欲求があれば、それはあなたの中に、それをしたいという強い力があり、正しい方法でのばされ、活用される必要があるというしるしなのです。特にこれといったものがなければ、得意分野の才能を生かせる仕事をえらぶのが最適です。

 しかし、何かをどうしてもやりたいという願望がつよければ、その仕事を究極の目的とするとよいでしょう。

 あなたがやりたいことはきっとあります。自分に一番あっていて、一番楽しい仕事や職業を選ぶのは、あなたの当然の権利であり、特権でもあります。好きでない仕事をする義務はありません。やりたい仕事につながる手段としてであれば別ですが、やりたくない仕事をずっとやっていてはいけません。

 もし、過去のまちがいの結果として、あなたが望まない仕事や環境に身を置いている場合は、当面は、今の仕事を続けなければなりません。そして、今の仕事は本当に自分のやりたいことを可能にする手段だとわかれば、楽しく働けるようになるでしょう。

 たとえ、今の仕事は自分に合っていないと思ったとしても、別の仕事をあわててさがそうとしてはいけません。職場や環境を変える最良の方法は、あなたがその場所で成長することです。目の前にチャンスがやってきて、充分に考えた上で、それが確かにチャンスだと感じた時には、急激な変化を恐れてはなりません。

 しかし、そうしない方がいいと疑いを感じたら、急激な行動をとってはいけません。あなたが創造的な力を働かせるときは、急ぐ必要はありません。チャンスはいくらでもめぐってくるからです。

 不安と優柔不断の気持にゆれた時こそ、感謝の気持ちを育てましょう。あやまちが起きるのは、あせったり、恐れたり、疑ったり、「正しい目的」を恐れたりするときです。正しい目的とは、すべての人に豊かな人生を与え、誰からも奪われないということです。

 

 

 


e-ラーニング教育の限界

2008-02-22 21:49:54 | 教育

 資格取得のための道具としてe-ラーニング教材などが盛んに開発され、自学自習用として利用されています。e-ラーニング教材は、何時でも、どこでも、自由に何回も好きなところから学習できるという利便性と、学習効果の側面から効果があるとの報告がいろいろされています。

 しかし、学習効果の報告は本当なのだろうかという疑問がいつもつきまといます。このことは私だけのことなのだろうかといつも思っています。

 私は学生教育の体験から学生と対面しながら学習するのが本来の姿であり、教育効果も高いと思っています。教室での授業は、学生の理解度に応じてフレキシブルに授業展開をすることができます。それは、学生の疑問点に対してすぐに回答できますし、疑問点に対する学習の仕方を指示できます。

 また、学生の表情をくみとりながら授業を進めることができるからです。学生は、学習目的がはっきりしていて気分よく学習している学生から、単位修得目的で気分ののらない学生など、いろいろな学生がいます。

 先生は、このような学生の表情をとらえながら、この学生はこの点が理解不足のようだから、繰り返して説明しておこう、この学生は理解しているようなので、少し応用的な内容を話そうと、考え、説明を試みたりします。また、いろいろな方法を使って理解してもらうよう試みます。このように対面授業では学習効果を高めるためのいろいろな工夫がとれるからです。

 過去においてある科目のビデオ教材を作ってもらい、メディア授業として授業をいたしましたが、学生の評価は好ましくありませんでした。その理由として一人で学習するのは暗い感じがあり、楽しくないというものでした。確かに繰り返し学習できるという点、わからなかった点を再度確認できるという利便性は認められます。しかし、学習効果の面で、あまり期待した効果は得られませんでした。

 e-ラーニング教材によるインターネット学習が盛んに行われていますが、学習効果の面から考えると弱点があるようでならない。受講者の質問に直ちに回答できない。積み重ねながら進める学習内容であれば、そこで学習が中断してしまうことが多くなります。

 人はコミュニケーションをしながら学習する方が、脳の働きが高まり、記憶力が高まるのでないかと思われます。つまり、心を持った人間との触れ合いを通して学習するように、人間は本来的にできているように思われます。心のない道具を使って学習する形態は、最近のことですし、人間の脳はこの方式に対応できていないように思います。

 ビデオ、DVD、インターネット、コンピュータなどの道具を使っての学習は、一人で学習する場合が多くなります。一人でする独学は、人にもよりますが、本来、学習方法としてむいていないように思うのです。

  

 

 


欲望は否定すべきものにあらず、生命の本源的な目的を達成するエネルギーです

2008-02-22 20:33:52 | 生き方

 人間の欲望は生まれた時から死ぬときまで消えることがありません。人間の欲望は生命の目的であり、自己を進歩向上させ、完全となるために本源的に与えられたものです。この本源的に与えられた生命の目的を否定することは誰もできません。

 この宇宙から与えられた自己向上と完全となる欲望は宇宙本体そのものの本質でもあります。

 自己向上と完全となる欲望を、他のものを犠牲にして達成しようとする競争ではなく、人間に与えられた創造力を使って叶えていくことが本来の姿です。

 欲望は悪であると否定することもありません。欲望を達成する方法を本源的に与えられた創造力を使って達成することです。

 自己が完全となることによって、世のため人のために役立つのです。 つまり、誰もが完全となる可能性を持っていますし、究極の目的である完全性を持ちえれば、誰もが豊かになりえるからです。

 


不安な心を持つと豊かにはなれません

2008-02-22 20:29:18 | 生き方

 人は過去のことを思い、ああすればよかった、こうすればよかった、と後悔し不安になることがあります。また、将来のことを考え、このようになってしまうのではないかと予想し不安になることがあります。

 過去のことはどうすることもできません。また、未来は向こうからやってくるもので、いま行動することはできません。未来のことは、向こうからやってきた時点で行動をおこせば間に合います。

 沢庵禅師の教えにあるように、不安ばかりを考える妄心を捨て、柔軟に物事を考える本心を持つことです。心を過去や未来からときはなして、今日一日を精一杯生きることです。今しなければならないことをすべて行い、明日のことは明日になって行えばよいのです。

 過去、未来に心を移し不安になることは時間の浪費です。豊かな心を持つことができなくなります。今日の小さな成功に感謝し、毎日小さな成功を積み重ねていけば、心に描いた目標を達成することもできます。いつも積極的な心を保つようにすれば、不安はなくなります。

 


誰でももっと豊かに、もっと幸せになる権利があります

2008-02-22 20:07:03 | 生き方

 すべての命の目的とは進歩することです。生きているものはみな可能な限り成長する権利があります。それは誰にも譲ることのできない権利です。 

 人間にとって生きる権利とは、心と魂と体を十分に開花させるために必要なものすべてを、自由に無制限に使うことのできる権利のことです。言い換えれば私たちにはお金持ちになる権利があるのです。お金持ちであるということは、少ないもので満足することではありません。もっと多くのものを手に入れて楽しむことができる時に、少しのもので満足してはなりません。 

 万物の目的は成長し開花することです。人は誰でも生命の力や気品、美しさや人生の豊かさを得るために役立つものすべてを、持つべきなのです。

 人は誰でも自分の能力の許す限り、自分のなりたいものになる権利があります。この内なる可能性を実現したいという願望は、人が生まれた時から持っているものなのです。

 人生における成功とは、自分がなりたいものになるということです。なりたいものになるためには、様々なものが必要です。そして、十分なお金がなければ必要なものを自由に買うことができません。 

 お金持ちになりたいと思うことは決して悪いことではありません。お金持ちになりたいと望むことは、人生をより豊かに、より充実し、より実りのある人生にしたいと願うことであり、それは称賛されるべきことです。

 もっと豊かになりたいという願望がない人はあまりいません。自分が欲しいものを買うための十分なお金を欲しいと思わない人は、まだ自分の可能性を十分に生かしていないのかもしれません。

 

 

 

 


ユーストレスを持とう

2006-12-29 09:21:14 | 生き方

 家族と旅行する前日に胸が弾んでいる状態や、逆境をばねにして「よしやるぞ」という意欲的な状態にするストレスを「ユーストレス(eustress)」といいます。反対にプレッシャーに耐えられないようなストレス、いわゆる私たちが一般に「ストレス」と呼んでいるマイナスのストレスを「ディストレス(distress)」といいます。猛勉強をして試験に合格した後、気力をなくしてしまった状態や、定年退職したあとうつになるのは、刺激となるストレス(ユーストレス)がなくなったためと考えられます。いつもユーストレスを持つように生活習慣を見直すようにしましょう。


考える習慣を身につける

2006-11-07 22:11:44 | 生き方

 大学生に講義していると、「考える習慣」が身についていないな、と感じることがよくあります。「何か質問はありませんか」といっても、だれも手をあげません。じれったくなって「あなた、何か質問はありますか」と指名しても、もじもじしているだけで、返事が返ってきません。これも、自分で考える習慣が身についていないものですから、何が自分にはわかっていないのか、何をどう質問したらいいのかわからないためでしょう。質問がないこと自体がおかしいと感じることもないのでしょう。「先生が言うことは専門家なのだから、そのとおり丸写しして覚えればいいんだ」と頭から信じているのです。つまり、「何も考えずに受け入れる」という習慣ができてしまっているのです。そうやって丸暗記すれば試験ではいい得点が取れる、という習慣もできているのではないでしょうか。さらに、試験さえ終わればあっさり忘れてしまう。というのも習慣になっているようです。