街道を歩く

日本の街道を歩き、その旅の思いを綴る

盛夏の中

2008-08-08 21:09:44 | Weblog
昨日東京大田区の洗足に行く用事があったので、その帰りに洗足から目黒駅まで炎天下を歩いてみた。洗足池は幕末の西郷隆盛と勝海舟に縁故のある土地でもある。途中広大な都立林試の森公園を抜ける。ここはもと農林省の林業試験所であったが、筑波へ移転後都立公園になっており、都会のオアシスである、蝉の声がワーンワーンと凄い。目黒不動尊に参詣、甘藷先生(青木昆陽)の墓前に会釈して、目黒川を越えて急坂を登り、汗びっしょりになって目黒駅に着く。
今度はその足で、上野の東京国立博物館の「対決 巨匠たちの日本美術」展を見に行った。
絵画、仏像、茶碗などの巨匠達の作品が並んで展示されている。こうして並べて比較すると、美術にさして造詣のない私にでも少しは理解が深まった気がする。円空vs木喰の仏像には初めてお目にかかった。夏休みのせいか大変な人出で,見終えたときはさすがにへとへとだった。約18千歩。