5月の連休が過ぎた頃、会津地方を歩いてきた。街中の桜は既に終わっていたが、里山の桜はまだ咲いており、天候にも恵まれて風情ある景色の中を歩くことができた。猪苗代から会津若松まで、また会津若松市から鉄道で1時間位南にある大内宿から下野街道を歩いた(写真は大内宿)。雪深い冬が終わって、人も動物も草木も一斉に活動を始めた息吹を感じた。
青梅の梅の公園にて。青梅では数年前にウメ輪紋ウイルス(Plum pox virus、 PPV)への感染が発見され、被害が広がっている。この梅の名所の公園には1000本強の梅の木があるが、今年の梅まつりを最後に全部伐採される。復興に何年かかることやら?
東京地方も20年ぶりという大雪が降った。多摩地方ではおそらく30cmを超える積雪である。毎日の散歩道も一面雪に覆われている。雪の後の晴れの天気は気持ち良いものですね。
箱根八里を三島から小田原に向けて歩いた。このコースは3度目であるが、冬晴れの中、富士の姿をずっと
見ることができたのは初めてであった。三島から箱根峠までは割とゆったりした登りで、尾根筋を歩くので解放感がある。写真は松雲寺から。
見ることができたのは初めてであった。三島から箱根峠までは割とゆったりした登りで、尾根筋を歩くので解放感がある。写真は松雲寺から。
青梅の御岳山にはレンゲショウマの群生地があり、例年8月中~9月初旬にかけて満開になります。レンゲショウマは太平洋側の山地の落葉林内に生えるキンポウゲ科の多年草で、細長い花茎を伸ばし、約3~4cmの下向きの小さな、しかし可憐なの花を付けます。御岳山は標高930mで、夏季は下界より若干涼しいです。麓からケーブルカーで上がることができます。
岩出山は、陸羽東線の古川と鳴子温泉の中間くらいにある町で、ちょど仙台平野への出口にあたるような所である。伊達正宗が米澤から仙台方面へ進出したとき、最初の拠点にした所。今は岩出山城址と仙台藩の学問所の跡の有備館がある。建物は、震災の影響で補修中であった。
ご承知のように、平泉は一昨年世界遺産に登録された。先月の連休前に平泉を訪れたが、連休前もあって、たくさんの人々が観光にきていた。毛越寺では、金鶏山のふもとの広大な敷地に浄土庭園が残されている。かっていくつかあった寺院の建物はその礎石を残すのみである。庭の一角には鑓水も流れており、曲水の宴が開かれることもある。大変美しく、心和む場所である。中尊寺、無量光院跡、毛越寺、そしてこの毛越寺に隣接する観自在王院跡等を見ると、かっての藤原氏の権勢の凄さが偲ばれる。
宮城県登米町は内陸の北上川沿いにあり、小さな旧城下町で、北上川の水運でも栄えた所。明治時代には登米県として県庁も置かれ、明治時代の小学校、県庁、警察署、武家屋敷等古い建物等が大切に保存されている。写真は小学校の建物。
北上川の左岸の堤防道路にあがり、川の眺めのよいところを歩いていた。宮城県の登米町を過ぎたあたりで写真にある看板を見つけた。2011年3月11日の大震災による津波が河口から32Kmのこの地点まで押し寄せ、水位が43cm上昇したとの記録である。凄いものだ。