水戸では農人形ばかりでなく、ぶらっと歩きをしていると、いろいろな人形をよく目にします。すこしご紹介してみます。
雛人形提灯(水戸八幡宮 八幡町8-54)
お正月の八幡宮に、提灯製造の青野商店(新荘1-5-50)によって、雛人形の提灯が奉納されていました。平安時代に行われた、紙の人形(ひとがた)を流して、身の病などのけがれを清めたことに雛祭りの源流があるようなので、悪疫コロナも流してほしいものです。
米粒人形(県庁1Fホール 笠原町978-6)
写真は「水戸黄門行列」の米粒人形ですが、雛人形や七福神、干支などいろいろなものがあるようです。岡崎ゆき子という作家の作品で、水戸市の郷土品認定を受けているそうです。
お袋様(大井神社 飯富町3475)
神社がある高台の階段付近にあります。母親の愛情を具象化した民間信仰のようです。地元の人が人形を奉納したようです。
「祈り」人形(安国寺 大足町 1184-1)
境内にある福縁堂に、檀家が「祈り」と題して制作して奉納した人形のようです。真多呂人形とありますが、いわゆる木目込み人形の一種のようです。
看板人形(イタリアン K'SCLUB 城南1-3-4)
人形が、看板なみのアイキャッチャーの役割を果たしているのでしょう。こうした人形は、飲食店でよく見られるようです。