今の新荘(しんそう)あたりは、かつて水戸藩家老・中山備前守の屋敷があったそうで、小字名にはならなかったようですが、新屋敷と呼ばれていたそうです。たぶん、下にある小字名もそれぞれに、いわれのある屋敷があってついた名前なのでしょう。下屋敷、本郷屋敷、真仏古屋敷という地名もあったようです。木葉下(あぼっけ)では、前、脇、後と3つも名前があって、興味深く感じられます。
兵部屋敷添(ひょうぶやしきぞえ)(旧常磐村)
島屋敷(しまやしき)(旧上大野村細谷)
屋敷表(やしきおもて)(旧上中妻村金谷)
屋敷前(やしきまい)、屋敷脇(やしきわき)、屋敷後(やしきうしろ)(旧山根村木葉下(あぼっけ))
水戸の地名の由来(7)
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