新しい市役所に入ってすぐの所に、かつて市長に就任した5人の銅像が置かれています。戦後市長に選出され、退任後、名誉市民に選ばれた人たちのようです。市役所に行ったときにご覧になってみてください。
山本敏雄(第13代)
明治32年、上金町生まれで、市会議員、助役を経て、昭和22年に2代目の公選市長に選ばれたそうです。5期20年間市政に携わり,その間、隣接9カ村の合併や、駅南開発などを行ったそうです。昭和44年、名誉市民第1号に選ばれたそうです。
木村傳兵衛(第14代)
明治41年、下市の井伝(いでん)という醤油店に生まれ、市議から昭和42年に市長に選ばれたそうです。森林公園の設置、井伊直弼の彦根市と親善都市提携、市役所の駅南移転、市民会館建設などをおこなったそうです。昭和46年に、2期1年目に死去したため、任期は5年だったそうです。昭和47年に名誉市民第2号に選ばれたそうです。
和田祐之介(第15代)
明治38年、末広町の人形店・祐月に生まれ、商工会議所副会頭から昭和47年市長に選ばれて、3期12年間つとめたそうです。市立図書館や市立博物館建設、楮川ダムによる上水道水源確保などをおこなったそうです。 昭和60年に第3号の名誉市民に選ばれたそうです。
佐川一信(第16代)
昭和15年水戸に生まれ、金属加工会社経営とともに、法学者として茨大、早稲田大などで講義をもったそうです。昭和59年、市長に選ばれ、3期9年間つとめたそうです、「市民からの出発」をスローガンにして、千波湖浄化、水戸芸術館建築、備前堀周辺整備などをおこなったそうです。任期途中で県知事選に立候補して落選したそうです。平成19年第4号名誉市民に選ばれたそうです。
加藤浩一(第18代)
昭和17年、竹隈町に生まれ、市議などから平成15年市長に選出されて、2期8年間つとめたそうです。内原町との合併、県央地域首長懇話会の設置、下水道重点整備などをおこなったそうです。平成24年、第6号名誉市民に選ばれたそうです。