ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の灯籠(6)

2020-09-23 20:27:30 | 水戸

 今のところ、水戸で一番古い建立年代の記されたことの確認できた灯籠は、(3)でご紹介した正保3年(1646)の妙雲寺にあるものです。灯籠は地震に弱いようなので、古いものは少なそうです。今回の灯籠は、全部が1820年以降で、復元、修理したものが多いようです。

 

水戸八幡神社(八幡町8-54)
 文政3年(1820)2月とあります。この灯籠は竿部分以上が復元のようです。

 

見川稲荷神社(見川2-91)
 天保14年(1843)2月とあります。屋根が一般的な方形型ではなく、基壇は六角形です。倒れて壊れたので,補修・復元したようです。近くには、対(つい)のもう一方かもしれませんが、壊れた灯籠が残されています。

 

日鷲神社(金谷町2273)
 弘化3年(1846)とあります。火袋に三つ穴があります。

 

香取神社(島田町2042)
 嘉永4年(1851)とあります。太鼓型の竿で、宝珠の請花(うけばな)には模様が、基壇には獅子が彫られた、堂々とした灯籠です。火袋、中台、竿などは復元のようです。

 

香取神社(小吹町876-1)
 嘉永5年(1852)とあります。これにも火袋に三つ穴があります。

水戸の灯籠(5)

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