十九夜などの石造物には、供養塔、塔、観世音といったいろいろな書き方があるようです。ここにはありませんが、ほかにも塚、念仏、尊、回向塔などとたくさんあります。その微妙な違いが私にはよく分かりません。
十九夜塔(岩根町)
内の道角にある屋根をかけた石造物群の中にあります。文化2年(1805)とあります。
内の道角にある屋根をかけた石造物群の中にあります。文化2年(1805)とあります。
十九夜供養塔(観音堂 五平神社(五平町)東約100m)
お堂前の、二十三夜尊をふくむ石造物群の中にあります。天保3年(1832)とあります。
十九夜観世(小林ふるさとコミュニティーセンター 小林町867-1)
敷地内にある阿弥陀堂の横にある石造物群の中にあります。天保11年(1840)とあります。
十九夜観世(中原不動尊 中原町786)
北側に並んだ石碑群のなかにあります。ここにも二十三夜塔があります。
十九夜供養塔(長福寺墓地 島田町)
かつてあった長福寺の墓地内にある石造物群の中ににあります。水戸には、今ある塩崎町の長福寺のほかに、青柳町と島田町にも長福寺というお寺があったようです。