ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の蛙股(4)

2019-04-23 20:18:54 | 水戸

 今回は具象的な彫刻が中央にほどこされた蛙股のあれこれです。

 

愛宕神社(愛宕町10-5)

 本殿側面の蛙股は、彩色された松でした。

 

中原不動尊(中原町786)

 拝殿正面の鰐口が下がっている所の奥です。この彫刻は二十四孝の一つ、楊香(ようこう)のようです。父と共に山で虎に遭遇し、「天の神よ私だけを食べて、父を助けて下さい」と願ったところ虎は退散したという話です。

 

神崎寺(かみさきじ 天王町8-17)

 神崎寺内・観音堂裏に残っている旧観音堂にある笹の葉が彫刻された蛙股です。

 

八卦堂(はっけどう 三の丸1-6)

 弘道館記碑の鞘堂(さやどう)である八卦堂の八面それぞれに、鶴が彫られた蛙股がありました。頭を上げた鶴と下げた鶴が交互に並んでいました。

 

薬王院(元吉田町682)

 本堂と薬王院の間にある四脚門にある蛙股です。回向堂側には梅が、本堂側には松がありました。

水戸の蛙股(3)

コメント
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