宗教と音楽は深い関係があるようです。そのため、寺にも鳴器をいろいろと見ることができます。行き当たりばったりの「ぶらっと歩き」ですので、いまだに木魚の写真が撮れていません。それでもある程度、鳴器の写真がありましたので並べてみます。
鏧子(けいす)(川又観音 川又町)
家庭にある小さなものは、鈴(りん)というようですが、さすがにお寺にある鈴は大きいようで、鏧子(けいす)というようです。
太鼓(六地蔵寺 六反田町767)
地蔵堂内部にありました。その隣には鉦鼓もありました。酒樽も太鼓につかえそうです。
鉦鼓(しょうこ)(中根寺 加倉井町595)
本堂の軒下に吊されていました。こうした鉦鼓はあちこちで見られるようです。
鐘(妙徳寺 加倉井町909)
これも本堂の軒下にありました。行事の合図などに使う鐘なのでしょう。
風鐸(本法寺別院 河和田町4382−100)
四方の軒に下げて、風にふかれた舌(ぜつ)がゆれて、風鈴のように音を出すようです。
水戸では、お参りする時にならす鰐口と鈴の比率は、多少鈴の方が多いかなといったくらいに感じます。