【釣れますか? @富山湾】
Nikon D90 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G
【つづき】 冬真っ只中のこの時期にわざわざ豪雪地帯へ赴いた背景には
“水揚げされたばかりの寒ブリを思う存分食べまくりたい”という海無し県在住者の切実なる思いがあった。
その思いの強さたるや、
出会ってすぐ「よーしパパ、この人のことをご懐妊させちゃうぞ~♪」
的な勢いでコトに及んだ赤西さんの行為を、
映画『スペースバトルシップヤマト』で木村拓哉さんと共演した経験があるにも関わらず
「ちょっ!まてよっ!」と止めなかったメイサさんのパッションと同じ位の強さだ。
今回のツアーには“昼食→夕食→朝食→昼食”の計4食が用意されていた。
1泊2日4食付、1部屋を5~6人で利用するプランのお値段(休日割増含)は、お一人様23800円也。
バスツアーとかよく知らない自分からすれば、
特に見所(&入場料が発生しそうな場所)があるわけでも無いツアーにしては少々お高めな感じ。
と同時に、「逆に食い物のクオリティが半端なく高いのでは無いか」という期待をもしていた。
直前のイメトレでは、ブリづくしなお膳を前に
「…イスカンダルまで来た甲斐があったなぁ。。。」的な感慨にひたる自分を脳内に浮かびあがらせまくっていた。
【1日目の昼食】は『道の駅/井波木彫りの里』。
“こきりこぶし”から急遽変更になった場所である。
用意されたモノは、‘チラシ寿司’に‘ホタルイカの沖漬け’、‘海鮮鍋’他。
・・・きっと“夜のブリづくし御膳~イスカンダル風味”が凄いからココはローコストで抑えたのであろう、
と自らを納得させ店を出た。
試飲とは名ばかりのビール工場見学を終えホテル着。しばしの休憩を挟み 【1日目の夕食】。
はやる気持ちを抑え宴会会場で着席すると、お膳には‘先付の小鉢/小皿’や‘向付のお造り’が。
メインと思しき‘ブリしゃぶ’用の小鍋も見える。 ぁあ、イスカンダル!
乾杯と同時に‘ブリ大根’や‘ブリの照り焼き’などが次々と運ばれて来たのだが、、、
…美味しいんだけどね、、、過度に期待しすぎたのでしょうか。 …量も少ないし。 チョマテョ。。。
普通に美味しいのだが、「ぁ゛ー、コレはやっぱ現地じゃないと食えないわぁ^^」的なカタルシスは一切無し。
無駄に美味しい水菓子~オレンジなど、で最後を締め、いそいそとベリーダンス会場へと向った。
ある意味一番盛りだくさんだった【2日目の朝食】。
量的には文句無し、‘謎の魚の干しモノ’や‘謎の海草の佃煮’が美味しかった。
【2日目の昼食】は呉羽山展望台にある『富山観光ホテル』で。
典型的なツアー客向けの料理ではあったものの、そこそこ盛り沢山な量とお味でまぁ満足。
ここでも‘ブリ大根’が出てきたのだが、夕食のソレがお上品なお味だったのに対し、
コチラのソレは野性味あふれるお味であった。 …ま、簡単に言えばブリ臭かったんだけどね♪
結論としては、
「イスカンダルで購入してきた『コスモクリーナーD』は、地元の家電量販店で定価販売しているものと同じでした」
といったところか。
どこの食事にもついていた‘ホタルイカの沖漬け’が抜群に美味しかったことだけが印象に残った食事編であった。 【つづく】
※『イスカンダル』や『コスモクリーナーD』の意味がワカラナイ方は『宇宙戦艦ヤマト』でググって下さい