金魚日和

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2013年10月31日 | 作品・展覧会

【9人9様】

全国のチビッ子ズが、得体の知れないカボチャに追い回されている本日:10月31日木曜日。
ちょうど1週間後の11月7日12時(お昼休みはうきうきウオッチん)から、
名古屋栄のハートフィールドギャラリーにおいて『for Beautiful Human Life』という名のグループ展が始まる。

ナカムラミオさんの呼びかけにより集まった〈年齢こそ重ねてはいるがイマイチぱっとしない人ズ〉、もとい、
〈経験こそ豊富だが売れた経験のみ欠けている人ズ〉もとい、
〈このまま埋もれてしまうには勿体無い人ズ〉が、
“知性に偏るだけ”でも“勢いに頼るだけ”でも無い作品ズを持ち寄ってギャラリーの壁を飾ってみよう!、という企画展である。
明々後日(11月3日日曜日)が搬入日なのだが、今頃皆さん、ラストスパートっている事でしょうか。
  

その企画展に参加する一員として、自分もピックアップしていただいた。
と言うか、このお誘いがあったからこそ、20数年ぶりの作家活動再開を決めたようなモノである。
〈年齢以外、何一つ必要な条件を満たしていなかった自分〉を9人に加えてしまったナカムラミオさんの暴挙、
もとい英断にはひたすら感謝である。

幸い、ふってわいたような個展(ではなく、これも英断の賜物)で『制作・発表』の経験は積めたものの、
本来であればこのグループ展が自分の『初発表の場』になる筈なのであった。なんと言う投げ槍感。
記憶にある中では、『海老名みどりの作家宣言』以来の事ではなかろうか。

因みにみどり夫である峰竜太氏は、学生時代、槍投げの選手である。


個展の作風を押し進めながらも『フォースの暗黒面に落ちた中二病ド真ん中!』なエッセンスを取り入れたmy作品ズは9割方完成。
あとはキャプションを作ったり、ポートフォリオをつくったり、
こんな作品になった言い訳を考えたり、荷物をまとめて出て行く準備をしたりするだけだ。

当然、画像にある作品(Ultra Happiness)は出展しない。
他の皆さんは知らないが、自分は新作ズの展示である。 ・・・と言う流れで、他の8人の方ズを簡単にご紹介:

【画面向かって左上から下→右→下、の順で】
  木 彫/深田庸子さん(ベレー帽がよく似合う)
  日本画/野澤朋恵さん(ノザルさん『祝』日展入選)
  写 真/金魚主さん(牡牛座O型)
  立体造形/木全俊吾さん(唯一、お会いしたことが無い方)
  エンコースティック/中林万里子さん(天然風味1)
  アクリル画/大口良介さん(天然風味2)
  アクリル画/ナカムラミオさん(主催者)
  銅版画/瀬古清水(きっと真面目な人)
  陶 芸/小平健一さん(話術巧みなイケメン)

という面々。
他の方ズの作品ズは、サイズや傾向を含めまったく想像がつかない為、楽しみと恐怖が半々である。
・・・もっとがんばって言い訳考えよう!


結論:やさしくしてね♪


ハートフィールドギャラリー【ホームページ】
  


ぼっち飯【セレブランチ編・完】

2013年10月29日 | 料理・食べ物

【飛騨牛のステーキ】

《つづき》
『ステーキ』の語源とは、
“熱々の鉄板で焼いたお肉を食べた王様が、あまりの美味しさに「素敵ーっ♪」と叫んだことに由来する”、
そう信じて疑わない程の肉LOVE少年(8歳当時)だった自分である。

人生初の『低温熟成ドライエージングの飛騨牛』に期待するなと言う方が無理と言うものだ。
椅子の上で正座して待っていると、うやうやしくその皿~飛騨牛のステーキ~が運ばれて来た。

ランチのセット/コースは、肉の『部位』と『ランク』は選択式になっているのだが、
『量』の選択項目は少なく、どのセット/コースでも基本、ステーキは100gである。

メニューを選ぶ段階では
・100gってどれ位の量なんだ?
・肉星人を満足させるにはチト少な過ぎるんじゃないか?
・ロケット打上げ時の乗組員にかかる力は6Gらしいのだが、肉が100Gに達した瞬間、店ごとフっ飛ばないか?

などと不安だったのだが、運ばれてきた皿を見て安心した。
ここにいたるまでに十分な量のサイドメニューを平らげていたことを差し引いても、
「へーっ 100gと言っても結構なボリュームではないか」という感じだったのである。


ただ残念なことに、自分がイメージしていた『ステーキ』とは若干違っていた。
どちらかと言えば『ローストビーフ』寄りなのである。
『三船敏郎の時代劇』を期待して待っていたら、
『宝田明が出て来てミス・ユニバースの司会をはじめてしまった』、そんな肩すかし感。
美味しかったから良いんだけどね。


『宝田明』の登場とともに、『お味噌汁』と『お漬物』、『土鍋で炊いたご飯』が運ばれてきた。

 


この『土鍋で炊いたご飯』が絶品で、色つや、味、香り、全てにおいて素晴らしかった。
おまけにこのご飯、おそらく1合近くあったと思うのだが、
当然食べきれずに残した。ら、土鍋を下げる際、
「もしよろしければオニギリにしてお持ち帰りになられますか?」とスタッフの方が。
なんとまぁ気がきくこと! 

『デザート』を食べ終えまったりしていると、パッキングされたオニギリ登場。
こっ、これはす、すっ素晴らしいサービスなんだな by 山下清

仮に一般的なお店でこのサービスを真似ても、
持ち帰り後の“言いがかり的な”クレームなどですぐに廃止になるだろう。
このサービスを続けられると言うことは、それ位良いお客さん“ばかりに”支えられているという事だ。
あらためて名店としての底力を見せつけられたような気がした。
 

この価格ならドリンクもつけて欲しかったのだが、食後のドリンクは別料金。
再び板の間の段差でコケながら店を後にした。 ごちそうさまでした【完】
 

   


ぼっち飯【セレブランチ編・2】

2013年10月24日 | 料理・食べ物

【季節のオードブル】

《つづき》
古民家を改装した店内には、沢山の『サラ・ジェシカパーカーさん』が。
『セックス・アンド・ザ・シティ』のコスプレ会場のようなテーブル席を抜けると、
奥まった部屋にある二人用のカウンター席に案内された。

ここなら不釣り合いな“ぼっち客”がうろうろしても、マダムズのセレブ気分を損ねることはあるまい。
安堵しながら板の間に上がると、段差でコケた。

この店のウリは、
《低温熟成とドライエイジングにより、肉の旨味を凝縮した飛騨牛のステーキ》だ。
ランチは大雑把に「セット」と「コース」に別れており、
価格とメニュー構成から一番の売れ筋と思われる『熟成飛騨牛100gのランチコース/2,800円(税別)』を注文した。
ちなみにコレ、8種類あるランチコースの最安値メニュー(2,800円~8,000円)。
恐るべきはサラ・ジェシカパーカーズの財力である。


最初に『ガーデンサラダ』が運ばれてくる。
結構なボリュームで、これだけでも腹6分目まで満たされる。
仮に自分がスズムシだった場合、8ヶ月位は食うに困らない分量だろう。

続いては『本日のスープ』。こんな感じ↓

この日は『鱈とカブのクリームスープ』だった。
器ともども焼き上げられたパイ生地がフタの代わりをする熱々のスープは、
・猫舌
・乳製品苦手
・10時のおやつに『パイの実/ロッテ』を食べた
自分には嫌がらせのような一品だったのだが、“ぼっち飯の代表”として頑張って食べた。

続いては画像にもある『季節のオードブル』。
器のことはまったくわからないが、マットな質感の中にメタリックな輝きがある素敵なお皿に、
これまた彩りも鮮やかな『鶏のグリル/秋鮭のソテー/謎のパテ/食用ホオズキ』がキレイに盛りつけてある。

美味しい美味しくないってアンタ、ランチ2,800円(税別)コースのオードブルですよ?
美味しいに決まっておる。
とくに『食用ホオズキ』は初めて食べたこともあり、感激もひとしお、
事前にスタップの方から「ガクは残してお召し上がり下さい。」と言われていなければ、
迷わずガクまで食べ切っていたことだろう。
「この部分(=ガク)がクリスピーでエクセレントでした。」まで言って。 


で、あっと言う間に食べ終えると、
ついにメインである『熟成飛騨牛のステーキ』が運ばれて来た。  《つづく》
  


ぼっち飯【セレブランチ編・1】

2013年10月22日 | 料理・食べ物

【ガーデンサラダ~8種類のフレーバーソース】

  

イツぶりのグルメ記事だろう。
もともとグルメなブログでもなんでも無いのだが、
『食』の話題を取り上げる事自体が久しぶりである。
先日、ひょんな事から『ゆってぃ』の事を思い出したのだが、それと同じ位の『久しぶり感』だ。


『ぼっち飯』という言葉をご存知だろうか。
その名の通り、一人“ぼっち”で食事をすることらしいのだが、
・友達や彼女がいなさそう
・性格が暗そう
・食にこだわりが無さそう
・ワカチコワカチコ

といったマイナスイメージで用いられる言葉ではなく、
『おひとりさま』同様、積極的かつポジティブな行動として肯定的な意味で使われているようだ。

自分は観た事が無いのだが、漫画を原作とした『孤高のグルメ』というテレビ番組があり、
その中の“一人ぼっちで飲食店を徘徊する中年の主人公:五郎さん”、に共感し、
自分でも『孤高のグルメごっこ:ぼっち飯』を楽しむ男性が増えたと言うのだ。

「じゅ~~~~~~~~~~んっ! by 田中邦衛』
その五郎さんでは無い。
  

そんなわけで、でも無く、
職務上、どうしても一人でランチらなくてはいけない状況になり(人はそれを“偵察”と呼ぶ)、
セレブマダムで賑わう岐阜市内の某飛騨牛料理専門店へと出向いた。

さすがにランチタイムのど真ん中にぼっちる勇気が無かった為、
時間をずらして少し遅めに入店したのだが、それでも店内にはマダムズが沢山いた。
ってゆーか、マダムズしかいなかった(・_・)【つづく】

※     ※     ※

【ガーデンサラダ】
ステーキランチコースの最初に供される一品。
それだけでお腹が一杯になりそうな沢山の野菜を、
お皿の凹みに添えてあるカラフルなソースズでいただきます。

・・・なんかこぉ、林真理子ブログにでもなったかのようなグルメ&セレブ画像だな。
  


冬のビール

2013年10月19日 | 料理・食べ物

半袖のポロシャツ姿で
「10月だと言うのにこの暑さはどーよ。」などと文句っていたのはほんの数日前

それが今や『アザラシ漁に出かけるエスキモー』みたいな出で立ちである。
秋は?
オレのアキ(八代/泉/アンジェラ/マチャ/他)はどこに行ったの?
銀座ジュエリーは? それはマキ。

↑コレ位、寒くなりました◎


車での通勤途中に、賃貸アパートの1階に店を構えている居酒屋(?)がある。
道路から店舗までは、アパートの駐車場を含め結構な距離があるらしく、
道路際には客寄せ用の看板が設置してある。

その看板には、
《生ビールフェア!気温が1度上がるごとに20円割引!》的なことが、
『倒立中の極太タクアンにしか見えないビールジョッキのイラスト』とともに書かれていた。
 

仮に《気温28度で生中420円》が基本システムだった場合、
岐阜は40度に達したことがあるので、その日は180円だったわけだ。
※割引システム等は勝手な推測です

アルコールは「キレイキレイ」以外嗜まない自分だが、酒飲みにはたまらんシステムだろう。
通りからは目立たない店舗だとは言え、最暑期など、結構な賑わいだったのでは、と想像する。


で、この看板は今も設置されたままだ。
ってことは、現在(22時)の気温は18度なので、ふつーに《生中620円》なのだろう。
仮に0度になった日などは980円である。
どーりでロシア人はウォッカばかり飲むわけだ。

冬にビールを飲まれる方はご注意下さい◎