ノラ／のり／のる？／のれ！/のろ

Nikon D600 ＋ AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

 

 

『納品書』と書かれた書類を『請求書』として提出したり、

先々月発行した請求書の日付が『2013年』になっていたり、
収入印紙を貼り忘れた領収証をドヤ顔で郵送してしまったりもするが、
日々、平穏に暮らしている。

ちなみ上記した《ちょっとお茶目なうっかりミス♪》は、
全てお一方を相手におこした不祥事だ（・ω・）
※Kさま／慎んでお詫び申し上げます：申し訳ありませんでした。

我ながら社会人としての資質を疑うが、
徳川光圀公に仕えておきながら『うっかり八兵衛』と呼ばれる行動しかとれない人や、
世界を救う職に就きながら、敵の用意した罠（カレー）に度々かかってしまう人（キレンジャー）、

国連が設立した国際的な防衛組織に属しておきながら、一人称が「おいどん」の人（キレンジャー）、

国連が設立した国際的な防衛組織に属する同僚から「大ちゃん」と「ちゃん付け」で呼ばれている人（キレン～略）、

それら偉大な先人ズに比べれば、自分なんぞまだまだヒヨっ子だ。

 

2週間程前、そんな自分に、
「・・・『あわてんぼうのサンタクロース』は抜いたかな？」と思わせる事件がおこった。

 

～かつてこれ程迄に自分の事が信じられなくなる出来事があっただろうか事件～

＊　　　　　＊　　　　　＊ 

8月16日朝。
JR名古屋駅15番線ホームで『東京行き・のぞみスーパーExpress』を待っていた時のことである。

岐阜駅から在来線で名古屋入りしたmy一家は、発車時刻の10数分前に到着し、
指定席のある車両出入口付近で待機していた。

「ちょっとその辺りを撮影して来ようかな♪」

時と場所を選ばず、《少しでも時間があればスナップりたくなる》のがカメ爺マインド、
カバンからカメラを取り出し、それ以外の荷物はmy娘にあずけてプラっと♪散策に出掛けた。

 

「ぁ"ー！ソコのおっさんじゃまっ！」

「あれ？・・・なんか露出がおかしいなー。。。」

「新幹線速えぇーーーーーっ！！」

「プラットフォームだからプラっと♪て、、、ぷっ！ww」

「新幹線ちょー速えぇーーーーーーーっ！！」

 

そんなことを、入れ歯がしっくりこないご老人のようにモゴモゴくちごもりつつ撮影していると、

不意にポケットの携帯が鳴った。
  

 

自慢じゃ無いが、撮影中に携帯が鳴ると不機嫌度数が一気に上がる性格だ。

最高の被写体が最高のタイミングでレンズの前に現れるかもしれない瞬間を、

電話に出る／話している最中に逃してしまうかもしれないからだ。
 

 

携帯の画面で発信者がmy妻であることを確認すると、さらに不機嫌度を上げて電話にでた。

「・・・なに？。。。」

手下の失敗を聞かされた盗賊の親分 in 水戸黄門、的不穏な声で電話にでると、

無能な補佐官をとがめるアメリカ大統領 in ハリウッド映画、的な声がかえってきた。

「・・・・・・・・乗った？」

 

 

 

・・・え？

 

 

 

振り返ると、車両出入口付近で待機している筈のmy家族及び荷物ご一行さまがいない。

 

 

・・・・・・・え"？

 

 

 

どうやら、
『新幹線ちょー速えぇーーーーーーーっ！！』
の時に見送った新幹線が、自分が乗るべき『のぞみスーパーExpress』だったようなのだ。

 

 

・・・・・・・・・ふつー、乗り忘れるか？

 

『乗り間違い』や『乗り遅れ』などでは無く、『乗り忘れ』。

さすがに我が事ながら、呆れた。

と同時に、おかれている状況にパニくった。

なにせ、カメラ以外、一切何も所持していないのだ。

切符は勿論、免許証や財布、レンズキャップすらも、だ！

 

 

あわてて後続の新幹線に乗り、急いで車掌さんをつかまえ、事情を説明した。

「そんな人に乗られては困ります／豊橋で緊急停車するから降りて下さい／レンズキャップ位ポケットに入れておきなさい！」

なんて事を言われるんじゃないかとビクビクしながら説明したのだが、

自分より一回り以上年下だと思われる車掌さんは、
《とっても可哀想な生き物を見る目》をコチラに向けながら、諭すように言った。

「わかりました。空いている席（自由席車両）をご利用下さい。」

 

 

それから1.5時間あまり、

車内で食べる為に買ったサンドイッチを一口も食べないまま、

（だってサンドイッチは10数分前に出発した新幹線に乗っているんだもん）

車内で読む為に持ってきた文庫本を一ページもめくることがないまま、
（だって文庫本は10数分前に出発した新幹線に～略）

車内で音楽る為に持ってきたiPod touchでミュージック！スタート！ることもないまま、
（だってイヤホンは10数分前に～略）

 

借りて来たネコのように、じーーーーーーーーっとシートに座っていた。

レンズキャップが無いレンズの先端を気にしながら。

 

 

結論：ナニがナンでも携帯は所持しておこう

結論2：電話に出る時は、にこやかに♪
　 

カメラ好きの聖地、新宿③

【でもここは汐留】
Nikon D600 ＋ AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G
　 

【つづき】
新宿の様子をおさめた画像が一枚も出て来ないまま『新宿の記事』が続いている。
えなりかずき氏ならクチをとがらせてこう抗議するだろう：

「新宿の写真が全然出て来のいじょのいこーっ！」

もっともなご意見である。

それには理由があって、そもそも新宿では一枚も撮影していない、どころか、
カバンからカメラを取り出してすらいないのだ。
　 

都市部の店舗内などで時々みかけるのだが、
首からカメラを提げたままカメラ売り場を歩いている人がいる。
勿論、悪いことでは無いし、本人は提げていること自体、意識していないのかもしれない。
が、えなりかずき氏から

「自意識過剰じょのいこーっ！」

と言われそうなくらい他人の目を気にする46歳、牡牛座のo型♂。
仮に自分がカメラの提げて店内散策っていた場合、
高価なレンズ＆ごついカメラを提げた人ズとすれ違う際は、
「ぷっ！そんなチンケな機材でまともなも写真が撮れるの？」と言われやしないか、
逆に軽量小型のオサレなミラーレス機などを提げた人ズとすれ違う際には、
「ダサっww てかオッサン、ソレって機材自慢？www」と笑われやしないか気が気じゃ無い。
店員さんには値踏みされてそうな気もするしさ。

そんなわけで、
カメラ屋回りが目的の新宿では、カメラはカバンに入ったまま＝写真は一枚も無いのであった。

　
■ヨドバシカメラ新宿西口本店カメラ総合館

「無駄に店名が長いじょのいこーっ！」

うるさいよえなり。

ヨドバシカメラ新宿西口本店は、
『マルチメディア館』を筆頭に、『ゲームホビー館』、『トラベル館』など9つの建物と、
『携帯・スマートフォン売場』など、3つの専売フロアから成っており、
西口付近はさながら『ヨドバシ王国』といった様相を呈している。

『カメラのキタムラ・新宿中古買取センター』を出た自意識過剰の46歳は、
「ヨドバシカメラのカメラ売り場はどこなんだ？」と間抜けな疑問を抱きながら雨の街を彷徨った。

適当に入館した先は『ゲームホビー館』。当然カメラ売り場など無い。が、
オモチャ好きな46歳でもある為、ちょっとウキウキしながら店内を歩く。

表へ出ると『ガシャポン館』が。『たそがれカメレオン』はココの入口で購入した。

『マルチメディア館』を覗いてもそれらしい売り場は無い。困ったなー、と思った矢先、
壁面に『ヨドバシ王国マップ』が掲示してあり、『カメラ総合館』なるものの存在が判明した。
しかもソコから目と鼻の先の距離にあるでは無いか。

襟を正し、身を清め、呼吸を整えた後、アシを踏み入れた。

1階は『デジタルカメラ・ビデオカメラ』売り場。
特別広くも無い店内には、各社のコンパクトカメラやデジイチが展示されていたのだが、
脇目もふらずニコンのデジイチスペースに直行した。

ボディは最新の『D810』を筆頭に、『D610』や『D4桁機』が手に取れる状態で置いてあった。
と、ここまでは地方のカメラ屋／家電量販店でも目にする光景なのだが、さすがわ天下のヨドバシ。
無造作に置いてある『交換・装着用のお試しレンズ』が凄いのなんの。

最近お気に入りの『70-200mmF4』は勿論、『70-200mmF2.8』までご自由にどうぞ状態。
ツァイスの『Distagon（記憶が曖昧：2/25だったような）』や、
憧れの『Makro Planar T* 2/50 ZF.2』まであるじょのいこーっ！

あまりの衝撃でえなり化を抑えられない46歳。
その他にも、あまり触る機会が無い『Ai AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8D』などを手にすることが出来た。

1階で燃え尽きてしまった為、残りのフロアの記憶はあまり無い（・ω・）
2階のデジイチ売り場にも『マクロプラナー（2/100）』があったのだが、ZEマウント（キヤノン用）。
3階の『中判・大判カメラ』フロアはスルーし、
4階の『撮影用品』フロアで三脚をチョロっと見て退散した。
ちなみに5階は『カメラバッグ・バッグ関連』、6階は『現像/暗室関連』の売り場となっております。

時刻は15時になろうとしていた。
レンズを触っていたら無性に撮影したくなってきたので店を出た。

「でも雨が止まないじょのいこーっ！」
　 

 

 

カメラ好きの聖地、新宿②

【戦利品】
Nikon D600 ＋ AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
 

【つづき】
名古屋を出る時は快晴だったのだが、
1.5時間かけて東に300km移動した先では雨が落ちていた。
天気予報を信用すれば、翌日は晴れである。
撮影目的の散策は二日目にして、初日は大人しく『買い物＆店舗散策』に充てる事にした。

一旦品川で下車り、ホテルに荷物を預けて新宿へ。
昼食を摂った後、唯一、下調べをしてきた『マップカメラの地図』を手がかりに、新宿駅西口方面へと歩き出した。

■マップカメラ
新品／中古品ともにお値打ちな価格で販売している『MapCamera』。
商品を展示・販売する『本館』と、買取などを専門に行う『トレードセンター（本館西30メートル）』の2拠点を構えている。
また、ネット通販にも力を入れており、自分も数回WEBショップを利用した経験がある：製品、価格、サービス、いずれも満足◎

今回、初めて実店舗～『本館』～を訪れた。
  

分りづらい入口をおそるおそる奥へと進むと、エレベーターと地階へ続く階段が現れる。
地階は《高級カメラにしてレンジファインダーカメラの最高峰『ライカ』の製品を扱うフロア》。
興味はあるものの、一生手にすることは無いであろうそのカメラ群を拝ませていただく為、階下へと進んだ。
  

セレブな空気に息がつまりそう（・ω・）

何せ数年で陳腐化してしまうデジタルカメラでありながら、
少し大柄なコンパクトカメラ程度の大きさしかない『Leica M-P』が100万円以上するのである。
勿論、レンズ（50mmの標準レンズでさえ20万円する！）は別売りで、だ。

ニコンの技術とプライドの結晶であるフラッグシップ機：『D一桁機』が初値60万円で買えるこのご時世、
デジタルライカを持つ意義はただ一つ！
富と権力の誇示のみである。
※ライカ党の皆様すみません。持てない者の単なるひがみですm(_ _)m

場違いな空気におののきながら、地階を後にした。

本館は1、2階が時計、6階がステーショナリー、地階と3～5階がカメラ売り場になっていた。
カメラ売り場は、3階が『ニコン／ペンタックス・リコー』、4階が『キヤノン／シグマ他』、
5階が『ソニー／フジ／オリンパス／パナソニック他』の専用フロアに分かれているつくり。
ニコ爺とキヤノネットがつかみ合いの喧嘩にならないよう、こまかい配慮がなされている。

当然、自分は3階を目指し、エレベーターの行く先ボタンを押した。

そうそう、日頃から『エレベーターを待つのがかったるい派』の自分は階段を使うことが多いのだが、
ここの階段には「非常時以外のご使用はお控え下さい。」旨のインフォメーションが掲げてあった。
おそらく、階段でニコ爺とキヤノネットが殴り合いになった黒歴史があるのだろう。
怖いなぁ、大都会って（・_・）良かった、ニコンのストラップ着けてなくて。ってそもそもカメラ出してねーけどな。

売り場のディスプレイは、広く無い空間でより多くの商品を陳列出来るよう工夫されていた。
ゆっくりと見て回り、店を後にした。
  

■カメラのキタムラ・新宿中古買取センター
『マップカメラ本館』のほぼ正面にあるのがコチラ。
これまた分りづらい場所にあるエレベーターで、3階にある『中古品売り場』へ向かう。

全国的に店舗を展開するキタムラは、
各店舗単位で中古の買取・販売を行っている為（＝他店の商品は最寄り店舗に取り寄せることが出来る）、
新宿とは言え、全国から買い取った商品が並んでいるわけでは無い。
マップカメラを見て来た後では、少々物足りなさを感じる量であった。が、しかし。
ここで良品発見♪
東京滞在中、飲料水とガシャポンのカメレオン以外で唯一の買い物となった商品を購入した。
それが画像の品である。

・・・なぜにニコ爺がペンタックスのレンズを？？？

その疑問はごもっともである。
実は、購入したモノは『レンズ』では無く、『レンズポーチ』なのだ◎

使用頻度が高くお気に入りの『ウルトロン40mmF2』なのだがコレ、レンズポーチが付属していない。
したがって、持ち運ぶ際は何らかのケースに入れる必要があるのだが、
オビに短しタスけてドラえもん、丁度良いサイズのモノがなかなか見つからない。
仕方なく大きめのポーチに入れていたのだが、よーーーーやくジャストサイズのモノが、
しかも中古扱いだが未使用でキレい、つくりもしっかりしたMADE IN JAPAN製品が手に入った：600円税込み。
詳しいことはよくワカラナイが、おそらく『PENTAX DA21mm limited用のレンズポーチ』だと思う。

ウルトロン40mmや、カラスコ20mm／28mmをお持ちでケースをお探しの方、オススメです◎　【続く】
　 

カメラ好きの聖地、新宿

【でもココは品川】
Nikon D600 ＋ AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G
  

先週末は、週休一日制で働かされている自分に訪れた久方ブリの連休、
しかもミラクルとヤケが化学反応をおこして大増殖したような四連休だった。

今更感この上ない話しで恐縮だが、
自分の中では『STAP細胞』以上にその存在が疑われていた『大型連休』の到来である。
俄然テンションは上がり、「思う存分ダラダラするぞ～♪」と息巻いていたのだが、、、

気づいた時には理研に、もとい、家族に拘束され、
『東京行き・のぞみスーパーエクスプレス』に搭乗していたのであった。

ちなみに、新幹線に乗る前、車中で朝食る為にサンドイッチを買ったのだが、
一口もクチにすること無く品川駅についた。
その驚愕の理由～かつてこれ程迄に自分の事が信じられなくなる出来事があっただろうか～の全容は後日。

今回の《一泊二日お上りさんツアー》にあまり乗り気じゃなかったのには3つの訳がある。
1つ目は『わざわざ東京まで行く目的が無かったこと』。
観光地の記録写真的なモノにあまり興味が無い為、
「○○に行って写真を撮りたい！」等の目的を持ち難い。
「都市部のスナップを撮る」のは好きなのだが、
中望遠で一部を切り取って写すスタイルの自分は、どこでとってもさほど代わり映えがしない仕上がりになる。
ぶっちゃけ、名古屋あたりで十分なのだ。
わざわざ時間とお金をかけてまで行かなくてもねぇ、、、と言うのが第一の理由。

2つ目は『都市部や人のスナップよりも、動物や植物を撮りたかったから』。
これはタイミング的なこと（＝今撮りたいもの）だけなのだが、
単純に「よ～しパパ、お休みは動植物園で沢山撮っちゃうぞ～♪モード」になっていたのだ。
動植物園だと、望遠ズームである『70-200mmF4』を、人目を気にせず自由に振り回すことが出来るから、
なにがなんでも東山動植物園に行きたい！、と言うのが第二の理由であった。

そのような理由からあまり乗り気じゃなかった《お上りさんツアー》なわけだが、
上京するなら行ってみたい場所が一つだけあった。
それがタイトルにも掲げた《カメラ好きの聖地》、カメラ店ひしめく《新宿駅界隈》、である。

などと知ったか状態で書いておいてなんなのだが、
事前に《駅界隈》の下調べ等はほとんどしておらず、
この記事を書く為にグーグルマップさんで確認して驚いた：下図参照

 

「こんなにもカメラ屋があったのっ！？」

・・・自分、西口付近のマップカメラとヨドバシ、キタムラ位しか行ってないんですけど。。。　【続く】

～結論～
記　　　　者：「『3つの訳』のうち、残り1つは本当にあるんですか？」
小保方金魚子：「残り1つは　ありまぁす！」　　　　　　　　　　　　　
  

お台場ガンダム

Nikon D600 ＋ Voigtländer ULTRON 40mm F2 SLII Aspherical 

　
相手が無機質のロボットだから良いものの、
「似たような身長だしロボみたいだから。」
と言う理由で大林素子さんを同じ角度から撮影した場合、
確実に変質者扱い・犯罪者扱いである。

※巨女及び巨女フェチに対する批判ではありません
※画像のガンダムは全高18メートルですが、素子さんはそこまで大きく無いかもしれません
※被写体を冨永愛さんに代えたとしても犯罪です

夏期休暇中、家族に拉致られ、一泊二日のスケジュールで東京見物ったのだが、
単焦点レンズ2本（40mm F2／85mm F1.8）と望遠ズーム（70-200mm F4）しか持って行かなかった為、
巨大な被写体（Not 素子）を前にしながら、巨大感にひたれる写真を撮れなかった。

結論：ガンダム撮りに広角レンズは必須