愛知県警が県内の万引きの実態についてのレポートを6月に発表した。
昨年のH22年の特定の期間の実態をまとめたもので、万引き被疑者を1000人、
被害者として店舗合計522店舗のアンケートを集計したもの。
店舗の内訳は、ショッピングセンター 30、スーパー 69、家電量販店 39、
ホームセンター 39、コンビニ 100、書店 9、百貨店 104 というかなりの数。
データ量が多い集計です。このレポートは愛知県内の特殊な例ではなく、
全国に共通する実態だと思われる。
愛知県警の万引き被疑者・万引き被害店舗アンケート調査結果 (PDF:1037KB)
注目する項目をまとめると、
1.愛知県内では、H22年は、万引き発生件数が8162件であり、一昨年に比べ減少
したとのことだが、10年前に比べ2.5倍となっており、少し減少しても高止まり
といったところ。
2.被疑者を以下の3つの年齢層で分けており、各年齢層の万引きに特長が出ている。
少 年 ~ 規範意識の低さ、グループでの万引き、ゲーム感覚、犯行場所は量販店と
コンビニが多い。店員の声がけが犯行を断念するのに有効。
中間層(20~64歳)~ 生活困窮者の反抗が多数。
高齢者(65歳以上)~ 衝動的な犯行が特長、お金がもったいないので万引きした。
レポートのP13 年齢層別による「犯行の態様」を抜き出して見ました。
1. 犯行場所 ~ 少年はコンビニ、量販店が多い。高齢者は圧倒的にスーパー。
2. 時間帯 ~ 少年は午前中の犯行がほとんどなく、午後からの犯行がほとんど。
3. 盗んだ物 ~ 食料品が半数以上だが、年齢が高くなるほどその比率が高い。
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