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頭脳勝負(渡辺明)

2008年03月21日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

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 この本は将棋の棋士で現在竜王の渡辺明が書いた本です。

 1984年東京生まれで、2000年に史上4人目の中学生棋士となり、2004年に棋界最高位の「竜王」を獲得し、以降史上初の4連覇をしている天才です。

 この本では、第1章では将棋の特徴について述べ、第2章では将棋棋士のプロ制度について説明があり、第3章では将棋というゲームの序盤や中盤、終盤の考え方、スピードが問われること、定跡と研究、トップ棋士たち等について書かれています。

 そして、第4章では、竜王戦での激闘について詳しく書かれています。対局中の残り2秒まで読まれてのヒラメキ、相手の独り言など生々しい現実を見せてくれます。

 それから、付録としてはルール解説や、インターネットや将棋道場での将棋の楽しみ方、詰め将棋があります。

 将棋初心者にとっては、盛りだくさんな内容で、とても将棋のことが良く分かる良い本だと思います!

 とてもオススメです!

<目次>
はじめに
第1章 頭脳だけでは勝てない
 偶然の少ないゲーム/集中力のメリハリ/ヤマを張る/気合で行くか、冷静になるか/封じ手の駆け引き/直感の精度/ミスと切り替え/駆け引きは対局の前から/二大戦型/出来を左右する対局の重要度/普段のトレーニング/調子の良し悪し/将棋は何歳がピークか/小学生からプロを目指す/学業と将棋の両立/趣味と息子
第2章 プロとは何か
 奨励会制度/私の奨励会時代/将棋にコーチはいない/プロはどうやって稼ぐか/新しいニーズ/名人戦と棋士のランク/レッスンプロの待遇/段位と実力の関係/トップと新人の実力差は/女流棋士の強さ/女流新団体/アマとプロの差/強くなる手段に困らない時代/アマからプロになった男/ブロガー渡辺/コンピューターの進化/ボナンザ戦を受けた理由/いよいよボナンザ戦/コンピューターはどこまで強くなるか
第3章 将棋というゲーム
 スポーツを観るように将棋も/序盤は作戦を練る/バランスは相手を見て/互角でも好みはある/実利を求める中盤/方針を徹底する/勝負を決める終盤/実戦を見よう!/駒のやりとりでポイントを稼ぐ/損得だけなく「効率」も見る/スピードが問われる/定跡と研究/一手の違いで全く新しい世界が/現代将棋と過去の大棋士/トップ棋士たち/同世代のライバルたち/追撃する最若手と踏ん張るベテラン
第4章 激闘!
 防衛戦の前に/開幕2連敗/「開戦は歩の突き捨てから」/存在しない局面が見える!/流れを変えた角打ち/佐藤康光再び/突然の不調/超急戦/全く予想外/盲点/自分を信用すること
付録1 ルール解説
付録2 さらに将棋を楽しむために
付録3 詰め将棋
おわりに

面白かった本まとめ(2007年)
面白かった本まとめ(2006年)
面白かった本まとめ(~2006年)


<今日の独り言>
 先日40歳となったのですが、40歳からは何と、介護保険料を毎月払わなくてはいけないんですね。この出費は痛いですが、相互扶助のためには仕方がないですね。

コメント
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