師走句会で今年最後となりました。
欠席者が多く出席17名での句会でした。
季題 日記果つ・冬構え・日向ぼこ・山眠る・枇杷の花
先生選句
○ 子虫寄る羽音ひそかに枇杷の花 みちえ
○ 叢雲の隙の葛城山眠る すみこ
○ 探し物何かを忘れ蜜柑剥く えつろう
○ 大方はメモ帳の如日記果つ ひさこ
○ ばあちゃんの出番が来たと冬支度 ようこ
○ 鈍色の雲を背負ひて山眠る としえ
○ 信州の香りを箱に冬りんご まさよ
○ カップルの前撮り写真冬紅葉 み ほ
○ 笹鳴きや夕餉の支度する窓辺 よしみ
○ 数え日や貰う薬のあれやこれ てるこ
○ つと痛む小指の先や冬に入る ひろこ
○ 手垢染む十年日記果てにけり みちえ
○ 従容と雲の影のせ山眠る あきこ
○ 足音に雀飛び立つ冬菜畑 ひさこ
○ 落柿舎の木椅子に異人日向ぼこ よしあき
○ 友と来てパイン飴分け日向ぼこ み ほ
○ あの決意忘れ余白の古日記 えつろう
○ 災害に崩れしままの山眠る ひさこ
○ 名刹に続く坂道笹子鳴く ひさこ
○ 一日も欠かさず五年日記果つ み ほ
今日は納め句会だから多い目に採りました。と先生のお言葉
ぼつぼつ陽が落ちてきそうな塩梅の帰り道でした。
朝撮った庭の花
今日の
4912 歩
