遂に来た老いて哀しき杖デビュー 84歳
という句を赤字で書いた暑中見舞いが届いたので
近畿圏在住の夫婦で会員だった句友さんに電話した。
久しぶりだったので長々とおしゃべりをした。
このご夫婦2年程で東京の結社を止めてしまったのであちこち行った吟行会で
お泊りの時なんか寝ないで語り合いをした仲間だったが
近辺に観光に行くとお逢いしたりしていましたが、
近年車もないし、高齢になり遠のいている所でした。
その電話に対して又ご主人よりハガキが届きました。
熱すぎる残暑お見舞い申し上げます
〇〇〇・・・・・・・・3行ほどの雑文に続き箇条書きで
〇 電話一本で過ぎ去った60代の結社時代が思い起こされて大変嬉しかったです。
〇 ご主人の介護と通所への日々を思えば、いつか私自身へも起こりうる状況やと覚悟を・・・。
〇 もうお会いする事も無い年齢となり過ぎ去りし日の思い出をチョット楽しんでいますよ!
*どうぞ無理なさらずに無理せず老いを楽しんで下さいね。
ありがとうございました。84歳のオジイより
筆まめのご主人だったし、四国遍路に行くとあちこちのお寺さんに
遍路の句が張り出されていましたが見つけると写真に撮って
送ってあげると喜んでくれたものです。
昨夜寝る前の空を眺めたら五日月が綺麗に見えました。
どうしてもお月様は夕方出て早朝に月入りすると思っていますが、
昨日は月の出10:01 月の入り 20:46でした。
昼の月だったのですね!

