対訳・初版資本論第1章及び付録
カール・マルクス著、牧野紀之訳、1993年09月初版
信山社刊、A5判上製、 202頁。定価6300円(税込み)
マルクスが「ヘーゲルに媚(こび)を呈した」と自白している初
版の第1章と付録(価値形態論)の対訳です。
元は鶏鳴双書として出ました「第1章」と「付録」を合わせて、
訳文や注解も検討し直して、1冊にまとめたものです。
豊富な訳注が付いていますが、マルクスがヘーゲルから受け継い
だ内在的弁証法とはどういうものかを理解するには、これだけでは
無理だと思います。
「悟性的認識論と理性的認識論」(『ヘーゲルの修業』に所収)
の中で詳しく説明しましたので、参照されると好いでしょう。
これを読むと、宇野経済学も自称マルクス主義経済学も共に悟性
的な認識論に立っていることが分かると思います。
カール・マルクス著、牧野紀之訳、1993年09月初版
信山社刊、A5判上製、 202頁。定価6300円(税込み)
マルクスが「ヘーゲルに媚(こび)を呈した」と自白している初
版の第1章と付録(価値形態論)の対訳です。
元は鶏鳴双書として出ました「第1章」と「付録」を合わせて、
訳文や注解も検討し直して、1冊にまとめたものです。
豊富な訳注が付いていますが、マルクスがヘーゲルから受け継い
だ内在的弁証法とはどういうものかを理解するには、これだけでは
無理だと思います。
「悟性的認識論と理性的認識論」(『ヘーゲルの修業』に所収)
の中で詳しく説明しましたので、参照されると好いでしょう。
これを読むと、宇野経済学も自称マルクス主義経済学も共に悟性
的な認識論に立っていることが分かると思います。