小野寺眞夫の言いたい放題

所長、小野寺眞夫の思った事を綴っています。

言いたい放題ー愚かな人間

2022-08-03 10:49:04 | Weblog
ロシアがウクライナを侵略してから、5ヶ月半、今回アメリカの下院議長のペロシ氏が台湾訪問したという事で、中国が猛反発し、
一触即発の状態となっている。そんな状況の中、私の心中は「人間て何で馬鹿なんだろう」と言う思いで一杯だ。
経済がグローバル化して地球規模に膨らんでいる時代にあって、力で現状変更してまでの領土拡大が意味ある事なのか?
しかも、人の命をいとも簡単に犠牲にしてまで。
皆で話し合って「ウイン・ウイン」の関係で、お互いの幸せを見つければ良いと思うのだが?
しかし残念ながら、人間はそれが出来ない動物なのだ。
人間の歴史は、戦争の歴史と言っても良いだろう。
人間が誕生してから、大小のいざこざは数限りなくあり、歴史上分かっている大きな戦争は紀元前12世紀頃のトロイア戦争からだが
性懲りも無く、人間は戦争を繰り返している。
ただ、人間も反省をして、第二次世界大戦中、世界の戦争を防止する仕組みを作る事がきっかけで、国際連合が設立され、現在192カ国
が加盟している。
その目的は4つ有り1,全世界の平和を守る事。2,各国間の友好関係を発展させる事。3,貧しい人々の生活を向上させ飢えと病気と非識字を克服し互いの権利と自由の尊重を促進するために共同で努力する事。4,各国がこれらの目的を助けるために中心的役割を果たす事。
こんな立派な目的があるのに、国連は機能していない。何故か?チベットのダライラマ法王はそれを喝破している。
人間には「三大煩悩」すなわち「愚かさ」「怒り」「欲望」有るからであると・・・・・
もはや核戦争でもして、地球をシャッフルしてしまったらどうだろうという、あきらめの気持ちにもなってしまう。
最後に、坂村真民氏の詩を引用して終わりたい。「予言」という詩です。
戦争ばかりする人間たちはいつかこの地球から消えていくだろう。そして熊や象たちの世界となるだろう。空もきれいになり、海もきれいになり
吹く風もすがすがしくなり、神様も、仏様も、何の心配も無く、鳥たちと一緒になり、母なる地球に祝福を与えてくださるだろう。
私が飛天になろうと願ったりするのもそんな世界を見たいからだ。