先週末から今週にかけて中国各地で、沖縄尖閣諸島の中国の領有権を主張する大規模な反日デモが発生した。
今回のデモの特徴は発生場所が、全て中国内陸部だということだ。デモの表面的な看板は「反日」だが、内陸部の様々な不満が内蔵されている気がする。
例えば、四川省成都の場合、今までと違いデモの中心が学生ということだ。
現在、中国の大学生は日本以上に就職難に喘いでいるらしく、今年6月に卒業した650万人の卒業生のうち250万人が就職できない状態で、政府に対する不満がたまっている。
一方、西安の場合、デモの中心は労働者と自宅待機組労働者だ。最近の中国はインフレが激しく、給料が上がっても生活が楽にならないらしい。
しかも中央や地方の官僚の腐敗がすごく、賄賂のお金で不動産を買いあさっている。その途方もない格差の不満が
マグマとなって溜まっているということだ。
今回のデモがすべて内陸部で起きたということは、経済発展を享受している沿岸部と一向に日が当らない内陸部との格差、これを改めて浮き彫りにした。
おまけに、鳴り物入りで建設した新幹線ももの物凄い大赤字で、中国共産党を支えている「景気の良さ」もあやしくなりつつある。
また、日本に対して禁輸したレアアースは欧州まで拡大し世界の鼻つまみ者になりつつある。
中国共産党の未来に暗雲が垂れこめてきた。
今回のデモの特徴は発生場所が、全て中国内陸部だということだ。デモの表面的な看板は「反日」だが、内陸部の様々な不満が内蔵されている気がする。
例えば、四川省成都の場合、今までと違いデモの中心が学生ということだ。
現在、中国の大学生は日本以上に就職難に喘いでいるらしく、今年6月に卒業した650万人の卒業生のうち250万人が就職できない状態で、政府に対する不満がたまっている。
一方、西安の場合、デモの中心は労働者と自宅待機組労働者だ。最近の中国はインフレが激しく、給料が上がっても生活が楽にならないらしい。
しかも中央や地方の官僚の腐敗がすごく、賄賂のお金で不動産を買いあさっている。その途方もない格差の不満が
マグマとなって溜まっているということだ。
今回のデモがすべて内陸部で起きたということは、経済発展を享受している沿岸部と一向に日が当らない内陸部との格差、これを改めて浮き彫りにした。
おまけに、鳴り物入りで建設した新幹線ももの物凄い大赤字で、中国共産党を支えている「景気の良さ」もあやしくなりつつある。
また、日本に対して禁輸したレアアースは欧州まで拡大し世界の鼻つまみ者になりつつある。
中国共産党の未来に暗雲が垂れこめてきた。