小野寺眞夫の言いたい放題

所長、小野寺眞夫の思った事を綴っています。

言いたい放題ー愛子の涙と真央の涙

2010-02-28 15:49:49 | Weblog
今日で、約3週間にわたり熱戦が繰り広げられたバンクーバー冬季オリンピックは閉会となる。表題の、愛子とは、スキーモーグル日本代表の「上村愛子」、真央とはフギィアースケート日本代表の「浅田真央」のことだが、それぞれが競技を終えた後で悔し涙を流した。愛子さんはメダルを取れなかった悔しさ、真央さんは金メダルを取れなかった悔しさなのだが、その結果に関しては、4年間の苦しい練習の成果がでなかったと言うよりも、自分自身の最高の調子を試合当日に持ってこれなかったと言う事ではないか。世界一流のアスリート達が4年間必死で練習をしているわけで、その実力は紙一重だ。あとは試合当日にその調子を最高に持って行けるかどうかだ。愛子さんは今年に入ってのワールドカップでは、初戦こそ2位だったが、あとの試合は3位にすら入っていなく、それで本番を迎えてしまっての4位。ワールドカップで優勝した事もあるので、金メダルを取る実力は十分あったのだが残念。真央さんは、昨年得意のトリプルアクセルが飛べず、絶不調で、12月下旬の日本選手権で優勝して復調し、オリンピックでは2位。二人とももう少し開催時期が遅かったら、今よりも良い結果が出たかも知れない。
今回のバンクーバーオリンピックでも感じた事は、メダルが取れるかとれないかは運次第だという事だ。
あとは、国家がどの程度支援できるかどうかだが、事業仕分けされ「2位」ではどうしてダメなのですか、などと言われるようでは先行きは暗いし、中国や韓国には追いつけない。
最後ですが、現在、所得税確定申告の真っ最中で、この「ブログ」を書く余裕がありません。しばらくお休みいたします。

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言いたい放題ーざる法

2010-02-06 17:01:40 | Weblog
大山鳴動すれど鼠三匹。
2月4日、東京地検特捜部は、小沢一郎民主党幹事長の政治団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反容疑で、小沢一郎の元秘書で衆議院議員の石川知容、公設秘書大久保保隆、元私設秘書の池田光智の3名を起訴したが、陸山会会長の小沢一郎に関しては嫌疑不十分で不起訴とした。これで昨年3月の西松事件に端を発した小沢問題には一応終止符が打たれた格好になった。
この小沢一郎いくつもの政治団体を持ち、その政治団体を通して自由に出来る金は20億円以上といわれ、都心の一等地に土地やマンションなどの不動産を数箇所保有、自宅に現金として4億円、ゼネコンからの裏金疑惑等々...
正に利権を漁り、私腹を肥やす悪徳政治家そのものではないか。
検察も「巨悪」を逃すまじと、ずっと小沢一郎を追っていたのだが、この様な体たらくになったのは、政治資金規正法が「ザル法」だからだ。
政治家が毎年出す政治資金報告書は、受けとった官庁には調べる義務も権限もない。そして、会長である議員の署名さえ必要でない。会計責任者だけでよいのだ。
こんなインチキ、ザル法と言わずして何と言えばよいのだ。
私は、年間数百の税務申告書を扱っているが、必ず代表者の署名と印鑑を頂戴している。
それは、代表者が責任をとるという証なのだ。
民間の会社の社長さんの方が、政治家よりずっと真面目で誠実だ。
鳩山と、小沢の件は「秘書の罪を政治家の罪にしたくない」政治家と「恩義のある親分を有罪にしたくない」秘書のタッグが、検察を上回ったという事だ。
それにしても、政治家の秘書とは因果な商売だ。

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