小野寺眞夫の言いたい放題

所長、小野寺眞夫の思った事を綴っています。

言いたい放題ー集団的自衛権

2014-05-31 09:35:29 | Weblog
今日が、5月31日。半年間にわたる繁忙期の最終日です。
5時から行われる、お客様の評議員会出席をもって繁忙期も終わります。
3月の個人の確定申告に引き続き、職員さんには5月も夜遅くまで、残業をしていただいて
感謝しています。ありがとうございました。
ところで、安倍首相は憲法の変更をしないで、集団的自衛権の行使が出来る様検討中です。
日本国憲法9条には、戦争の放棄、戦力および交戦権の否認がうたわれています。
解釈は様々ありますが、「国の自衛権」までも否定していないと言うのが、通説のようです。
そうなると「自衛権」には、「個別的自衛権」と「集団的自衛権」があり、個別的自衛権とは
自国が他国から攻撃された時自国を守る権利、一方集団的自衛権は、お互い助け合うグループを作り
その仲間が攻撃されたら、自国が攻撃されたと考え、仲間の国と一緒になって攻撃をした国と戦う
権利を言います。
現在、日本の国を守る為の同盟国はアメリカです。
例えば、中国が尖閣諸島を攻めてきたとき、アメリカと一緒に防衛に当たるわけですが、そのアメリカが
攻撃を受け、その援護が出来ないと言うのでは、他国のために命を投げ出しているアメリカ人にとっては
やりきれない物があるのではないか?
現在は、アジア情勢が一変している。
中国の習近平国家主席は、解放軍を統括しきれていない状態で非常に危険だ。
中国対ベトナムでは陸上は国境付近では解放軍が集結しているし、海上では軍の艦船7隻、海警局の船36隻
を含む120隻展開し、銃撃、暴力、体当たり有りのやりたい放題だ。
そのことを日本に置き換えた場合、背筋が寒くなる思いだ。
事実、最近も中国戦闘機が異常接近し圧力をかけてきている。
日本に手出しをしても無駄ですよと言う、中国に対する抑止力を高めるためにも「集団的自衛権」は必要だ。
武力を背景とした現状変更は、断固超して認められないと言う認識は世界共通の物だろう。
ここは、世界が中国に対して忠告し、最後は制裁を加える、そのような覚悟を持たなければならないだろう。