言いたい放題ートランプショック

今月８日、注目のアメリカ大統領選挙が行われ、大方の予想に反して、トランプ候補が
アメリカ新大統領に選出された。
世界各国は、ヒラリークリントンが新大統領になるものと踏んでいたので、慌てて
先の見通しを探っている状態だ。
ただ、選挙期間中の過激な言動に反し、当選直後の演説を聴くと、ものすごく普通の
アメリカ人で、それを聞いて、株価は急騰した。
選挙中の暴言も、現状に深い不満を抱くアメリカ市民に成り代わって、トランプ氏が
「演技」していたとすれば、大した玉だ。
トランプ氏の政策骨子を簡単に言えば、
１，強い覇権国アメリカの威信復活、軍事力増強
２，財政支出拡大による景気刺激
３、規制緩和、金融規制の撤廃、エネルギー規制の撤廃
で、アメリカを経済復興させたレーガン元大統領の政策と似ている。
この政策が、実行されれば、貧困層向けの雇用が拡大され景気が上昇し、
ドル高、株高、金利高になり、日本株にとって追い風になるのではないだろうか？
いずれにしても、日本は落ち着いて、トランプ政権の正式な政策を待てばよいのであって
慌てて「バタバタ」しないことが肝要だ。
アメリカ共和党は、上院、下院とも多数派になったこともあり、必ず、トランプ新大統領の下
結束すると思うのだが・・・・・