小野寺眞夫の言いたい放題

所長、小野寺眞夫の思った事を綴っています。

言いたい放題-どっちもどっち。

2009-07-04 15:37:05 | Weblog
「大山鳴動して鼠一匹」の喩えがあるが、それを地でいったのが、自民党役員人事と閣僚入れ替え問題。東国原宮崎県知事が総務大臣になるかとか、様々マスコミで報道されていたが、結局2人が閣僚に追加になっただけに終わった。麻生総理が幹事長始めとして自民党役員を選挙用に入れ替えて、解散に打って出ようと言う目論見が雨散霧消した。総理大臣の権限に人事権と解散権があるが、その一つが封じ込められたという事は、麻生内閣は死に体という事を改めて世間に認識させた。解散もままならなくなってきたようにも思われるので、任期満了「のたれ死に解散」が現実味を帯びてきた。
その一方の、民主党はと言うとこれもひどい。鳩山民主党代表の資金団体の個人献金記載に「死人」が献金したという嘘が発覚した。小沢一郎が政治団体を偽装した企業献金で代表を辞め、その代わりに登場した鳩山が個人献金で嘘の記載があったと言う事は、献金を個人に限れば不正は無くせると言う鳩山の主張の説得性は無くなった。個人献金問題の鳩山代表、企業献金問題の小沢副代表、そしてエセ障害者団体の証明書問題の石井副代表と民主党も不祥事が重なりすぎている。
横須賀市長選挙で自民、公明、民主推薦の候補が敗れた事は、既成政党不信の現れではなかったのか?
もうすぐ有るであろう衆議院総選挙、既成政党不信のシラケタ選挙となるのではないか?
自民党と民主党どっちもどっち。低次元での争い。政権交代、私はないと見ているが、どうだろうか?