NTT労組退職者の会広島県支部協議会

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令和5年10月定例句会 第38回「花衣会」

2023年10月21日 11時01分57秒 | 俳句

 

 ~今月の特選句

  新米の袋の重さ親の愛・・・惠子

   竹落葉古里遠くなりにけり・・・順子

   また一つ因果背負いて秋に入る・・・旭 

 

   厳しい残暑も少しづつ和らいで、過ごし易い季節になりました。

  朝晩は、寒い日もあります。

   先日の新聞に、三次の「霧の海」についての記事がありました。

   山と三本の川に囲まれた三次盆地は、例年この時期になると早

  朝に霧の海が発生し、幻想的な秋の風物詩が訪れます。

   しかし、生活する上では視界は暗く、先行きの見えない暗い気分

  になるそうです。

   浄土真宗の祖、親鸞聖人は「霧」について、「雲や霧に太陽の光

  が覆われていても、その下は決して真っ暗闇ではない」「だから安

  心しなさい。今はしんどいが、きっとその霧は晴れる。がんばりな

  さい」と、励ましの言葉を述べられたそうです。

   秋の霧深い日は、霧が深ければ深いほど見事に晴れるそうです。

  

   さて皆様、秋の気配の日毎に深まる候、いかがお過ごし

  でしょか。 

 

      俳句・川柳などの短詩型文芸同好会「花衣会」では、ささや

  かながら、毎月各自3句の作品を会報に投句し発行しています。

   その作品集の発行数は、今月で139号になりました。

   また、平成29年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催して

  います。

   今回も、その内容を報告いたします。

 

 

  第38回「花衣会」句会開催!!

 

        と き  令和5年10月10日(火) 午後2時から

    ところ  広島市中区基町 NTT基町ビル7階会議室

    出句数  各自3句

    リーダー 立川 良臣

    事務局  土居 旭・濱本 文雄

   

    今回も、その中から1句ずつ選句した作品を掲載いたします。

 

    秋なれどうなぎのぼりの気温かな・・・沖本 惠子

     赤ブーケ軒端に吊るす唐辛子・・勝島 千波

     忘られぬ胡弓の調べ風の盆・・・小林 順子

    秋彼岸墓地荒涼の時代かな・・・立川 良臣

    満月や胸の晴れたる渡世かな・・・土居 旭

    雑草を抜きて一息お茶の味・・・長岡 和子  

    秋麗や若き女性のリサイタル・・・浜本 文雄 

    

     今回も力作ありがとうございます。

   残暑なれど、初秋の風情あふれる句作

   となりました。

    次回も、健吟をお待ちしております!!

 

      

    次回の勉強会は、12月12日 (火)午後2時から

   会場は、NTT基町ビル7階 会議室です。

    投句は、3句を12月5迄に濱本さんまでお願いします。

 

 


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