NTT労組退職者の会広島県支部協議会

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令和3年10月定例句会 第26回「花衣会」

2021年10月25日 22時11分18秒 | 俳句

 

 ~今月の特選句

  秋の夜に受話器を置きてなほさみし・・・和子

     

      コロナ禍もようやく一段落の市井では、衆議院選挙の真っ只中。

   悪夢のような、嘘とカネにまみれた政権を、国民の一票の力で変えることが

   出来るのか、私たち国民の意志が問われている選挙ではないでしょうか。

    暑かった夏が過ぎて、ようやく過ごしやすい季節が来たなと思いきや、 

   このところの寒さは何なんでしょう・・。

   いきなり冬支度をしています。

    最近の気候変動も地殻変動も、かつてない速度で過酷な猛威に代わりつつ

   あります。

    人類の過ぎた欲望と、それに伴う自然破壊が、繁栄という名の下に倫理を

   超えて暴走しているからではないでしょうか・・。  

    この代償は全ての人々に等しく降りかかると思います。

 

    さて皆様、このような日々、いかがお過ごしでしょうか。 

 

       俳句・川柳などの短詩型文芸の同好会「花衣会」では、毎月各自3句の作品を

   会報に投句し発行しています。

   その作品集の発行数は、今月で115号になりました。

    また、平成29年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催しています。

   今回は、その内容を報告いたします。

 

 

  第26回「花衣会」句会開催!!

 

        と き  令和3年 10月21日(木) 午後2時から

    ところ  広島市中区基町 NTT基町ビル7階会議室

    出句数  各自3句

    リーダー 立川 良臣

    講 師  岡部 泰行

   

    今回は、その中から1句ずつ選句した作品を掲載いたします。

 

    さよなら平成晩秋の海山霧の中・・岡部 泰行

    鰯雲そら一面の水族館・・・沖本 惠子

     貴方逝くサイレンの音星月夜・・・勝島 千波

     シャッターの下りた店舗に秋の風・・・小林 順子

    夕闇に虫の音高しおそ寝かな・・・立川 良臣

    鈴虫の鈴の音寂し草の叢・・・土居 旭

    もぎたての温もり残す秋なすび・・・長岡 和子  

    秋盛り栗の実踏んで歩く朝・・浜本 文雄 

   

    

      今回も力作ありがとうございました。

    勉強会での研鑽の成果が、少しずつ現れているのではないでしょうか。

     次回も健吟をお待ちしております。

 

    

      

     次回の勉強会は、12月16日 (木) 午後2時からです。

   会場は、NTT基町ビル7階 会議室です。

    投句は、3句を12月8迄に事務局土居までお願いします。

 

 


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