NTT労組退職者の会広島県支部協議会

NTT労組退職者の会広島県支部協議会の仲間とコミュニケーションを図るツールとして開設

新年あいさつ

2006年12月31日 09時59分19秒 | お知らせ

 

新しい年を迎え おめでとうございます。

 会員ならびに御家族の皆様には新春を迎えますますご健勝のことと およろこび申し上げます。
 昨年は、弱肉、強食型の2極構造による勝ち組と負け組みの格差社会、特に高齢者の立場から社会保障制度の負担増と給付の削減、それには定率減税や老齢者控除の廃止、さらに追い討ちをかけるように住民税、国民保険料、介護保険料にしわ寄せされ、確定申告には想像以上に増額されたことも身をもって体験されたことと思います。 
 さらに「官製談合」による地方自治体の首長をはじめ、広島県知事後援会の政治資金不正事件、何ひとつ明らかになっていない。 教育基本法改正に向けてのタウンミーティング(TM)でのやらせ問題。
 国の関与を強めることで心の中までふむことにより家庭や教育現場はどうなるのか、子どもたちの自立心を育てるためには「孤立化」「集団化」「協調化」の欠如だと思っている。
 決して「ひとりで悩まないこと」と「子どもの命を守る」ことが基本である。

 最近はインターネットの掲示板、メールなど生の声でなく影の攻撃の事例が多いと聞く、小さな芽を逃さず、子どもにも考える時間と家庭内、教員が向き合う姿勢が求められる。

 次に、自民党復党問題でである「反対」は60%で「賛成」28%の二倍を超える世論調査、政策や政治信条より、党利や私欲ばかり税金をつぎ込み何のための解散だったのか、この時期のこだわりは1月1日と定められている「政党助成金の算定日」とある。
 これでは「票とカネが欲しい」と思われても仕方ない。
 こんな自民党許されますか。さらに政府税制調査会本間正明会長辞任についても「進退は本人の問題」と逃げる始末、官邸からの情報ではなく首相自身の言葉で説明責任を果たすべきだと思いませんか。
 
 2007年度政府予算案の決定を受け年明け以降の税制改正論議が焦点となる企業法人税引下げに関し個人消費税などの波及効果をねらっている。一方、「消費税率引上げをすべきと」税制調査会でも主張されている。
 ここ数年予想以上の税収の自然増税が続いており、景気次第では「増税不要論」の声も聞かされる。生活保護費の削減や、引続き高齢者の医療負担増をはじめ生活基盤は今まで以上きびしくなっている。(私学助成の削減、保険料の引上げ、定率減税廃止、所得税・住民税の増税等)

 私たちも限界を超えた高齢者負担増、給付削減に怒りをぶつけるには「国の政治」を変えるしかない。
 会員、家族とともに政権交代を実現する重要なチャンスであり多数与党の勝手気ままの行動に腹を立て終止符をうとうではありませんか、御協力、御支援のお力添えをお願いいたします。

 今年こそ安心して暮らせる年でありますように皆様の御健勝と御多幸を心より祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。
       
           ”元気・陽気・活気”を目指して
  2007年 元旦

NTT労組退職者の会
広島県支部協議会
 会長 松木 忠生 

 吉川 さおりさんと

          

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする