俳句の会

東部ブロック福山むつみ俳句会

〇　姿見の　湖面見返えし　山粧う　　　　井上　重雄

〇　松笠の　カサカサ鳴るよ　秋風裡　　　大平　康子

〇　冬の虫　不整脈のまま　生きており　　岡部　泰行

〇　風を着て　粧う山と　なりにけり　　　　　倉田　里子

〇　赤帽の　地蔵に降る　黄の銀杏　　　　土屋　珠子

〇　蛇円蔵　壬従く山波　粧おいて　　　　中井　敏夫

〇　校庭の　桜紅葉や　天に映ゆ　　　　　平井　康江

〇　新米を　供えて長く　座す仏間　　　　藤井　トミコ

〇　古希祝う　今夜は二人で　ぬくめ酒　　藤井　富志子

〇　柿落葉　添えて今夜の　粋な膳　　　　藤原　泰江

〇　病む足に　はやも秋冷　つきまとう　　松本　文子

〇　朝の日を　紅葉透かして　坂降る　　　横山　ノブ子


広島ブロック　　安富　正則
○　冬に入る　水の底なる　本籍地

○　冬日蹴り　グランドゴルフ　喜寿の坂

幹事会

第１回幹事会模様

冒頭　会長あいさつ 

                               　

 新しく5人の幹事が選出され自己紹介の後全国支部協代表者会議等の報告(11/28～29　熱海)がありました。 広島県支部協の活動方針に関する基本的な考え方の提案があり了承された。幹事等役員はは「会員あっての組織であることを意識」した活動とすることが基本

俳句の会

サークル俳句の会　呉若葉会

11月の投稿です。

間引菜の　虫を死なせぬ　愛情を　　　　伊勢田　忠

案内図　見る肩越しに　一葉散る　　　　大藤　　東

コスモスの　風にゆれてる　肩車　　　　実近　俊一

秋の耕　一気に成せぬ　身となりし　　　高橋　周夫

名月の　森羅万象　染みわたる　　　　　中丸　聆子

湯浴する　窓一杯の　鰯雲　　　　　　　藤川　守登

蜻蛉舞ふ　学園祭は　楽鳴れり　　　　　山本　好子