現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

『八重の桜』の「西郷頼母」役に「西田敏行」

2013-01-24 20:08:38 | 「八重の桜」
NHK大河ドラマ『八重の桜』。会津藩家老
「西郷頼母」役の「西田敏行」さん。

「西田敏行」さんは、福島県の中央、会津の
東隣りの郡山(こおりやま)の出身で、震災の
被災地を勢力的に回り、支援していました。

今回、会津藩家老「西郷頼母」を演じることで、
「福島県に 美しくも雄々しく、見事に幕末を
生き抜いた人たちがいるということを全国に
知ってもらうよい機会になる。今、失いかけて
いる福島県人としての矜持(きょうじ)を取り戻して
いただくきっかけになればと思います」との
メッセージを発表されました。

「西田敏行」さんは 1986年の年末時代劇の
『白虎隊』では、会津藩の末席家老「萱野権兵衛」を
演じました。「萱野権兵衛」のイメージが抜けないのは、
私だけではないようです。(そんな感想文がありました)。
今年は筆頭家老ですから、末席家老からトップへの
昇進です?

「西郷頼母」は「三尺達磨」や「豆彦」の異名をとる程
背が低くかったといいますから、全くイメージが
異なります。それに、八重の兄と同年の24歳だし・・・。

「西郷」と言えば、官軍の総大将も「西郷隆盛」。
「西田敏行」さんは、1990年(平成2年)の『翔ぶが如く』で
「西郷隆盛」役を演じています。当時、福島県人が
「西郷隆盛」をやることについて、会津の友人に相談したところ、
「長州は駄目だが、薩摩ならいい」と言われたので、
出演を引き受けたとか。

会津の「西郷頼母」と薩摩の「西郷隆盛」は、共に
先祖は「菊地一族」といい、同祖らしいのです。

「西田敏行」さんの はまり役は『坂の上の雲』の
「ダルマ宰相・高橋是清」でしたね。


余談ですが、会津藩家老「萱野権兵衛」の先祖は
伊予松山の出で、「権兵衛」は先祖代々受け継ぐ名。
字(あざな)は「長修」。音読みすれば「長州」なのです。
もう一人の家老は「田中土佐」。そのまま「土佐」です。




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