現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

金管五重奏

2007-10-26 22:00:28 | 虚無僧日記
10/26 中川文化小劇場主催の「オータムコンサート」に
行ってきた。トランペット、トロンボーン、ホルンの
金管五重奏団の演奏。バロック音楽が主のコンサート。
無料なのでさぞかし満席かと思いきや、観客わずか数名。
これでは演奏する方も気がはいらないだろう。

各区ごとに造られた小劇場のあり方が問われている。
月に4、5日しか利用されていない会場もある。その
ために、市の職員が数人毎日常駐して給料をもらって
いるのだ。どこも大赤字を抱えている。もっと人を呼べ
る企画力と、宣伝広報力が望まれている。

11月3日、東区主催のイベントとして建中寺で尺八ライ
ブをやることになっているが、お役所に任せているだけ
では、お客さんが集まるのか心配になってきた。

これを書いていたら、めずらしく東京の妹から電話が
はいった。「11/12 韓国人の歌手〇〇のコンサートが
名古屋である。申込殺到で抽選にはずれたが、それでも
行くので、宿泊ホテルを探している。どこがいいか」と
いう。韓国人歌手でも全国から何千人かが名古屋に
集まる。このギャップに一瞬“シュン”である。

呉服販売

2007-10-26 20:59:33 | 社会問題
呉服の展示会を盛んに開いて、呉服を高く売りつける
グループが訴えられた。販売協力員を集めて、会合に
参加すると日当を出す。その協力員が友人知人を展示
会に誘う。展示客に行くだけでいろいろお土産がもら
えるという触れ込み。行くと、数人の協力員がとり囲
んで、さかんに高い着物を勧める。私も何度も誘われ
た。食事が付いていたり、京都旅行の特典などなど、
プレゼント攻勢だが、どうみても安物の着物が何十万
もしている。いろいろなプレゼントなどの経費が上乗
せされているのだ。
訴えた人は、「断りきれず、累計1,600万円もの契約
をしてしまった」という。断れない優しい性格につけこ
んだ商売だ。はたして法はどう裁くのだろうか。


テレアポ

2007-10-26 20:42:32 | 社会問題
テレホン・アポイントメント。家にいるとよく電話がかかって
くる。いろいろな商品の売り込みだ。以前は強引で失礼な
電話もあったが、最近は、随分レベルアップして、聞いて
あげようかなというしゃべり口になってきている。いかん
いかん、お金が出ていく話には無縁な虚無僧。もうかる話
も品物も“カンケイない”。やんわりとお断りしている。

70万円もする英会話教材の販売会社を立ち上げ、テレアポ・
セールスで売上を大きく伸ばした女性起業家の講演を聴いた。
バイトを何人も雇い、テレアポで、お客の断り文句と、成功し
た例をすべて記録し、「こういう断りにはこう答える」という
マニュアルを作った、というような話だ。まぁ早口でまくし
たてる。お客に絶対「ノー」と言わせないコツのようだが、
私には空々しく響く。それでも契約する人がいるのだ。

一方、ある呉服販売会社のテレアポのバイトをしていたという
人の話を聞いた。4、5万の着物を4、50万円で売りつける
商売に嫌気がして辞めたとのこと。この世は、儲かれば何を
やってもいいという人と、人の心の痛みがわかる人の責めぎ
合いなのだ。



目立つCMは信用しない名古屋

2007-10-26 20:10:51 | テレビ・映画・芸能人
NOVA破綻 崩壊招いた消費者軽視 苦情・相談 事業拡大で急増(産経新聞) - goo ニュース



駅前留学のNOVA、介護のコムスン、誰でも入れますの某外資系生保、
派手な目立つ広告は、名古屋人は信用しない、という。昔から「良い物を
作れば広告宣伝しなくても売れる」という職人気質。たしかに、名古屋の
一流企業、デンソーもアイシン精機も、大同、トヨタ、松坂屋も、派手な
広告、目立つCMは観たことない。信用はCMだけでは築けないのだ。

NOVAの経営破綻は顧客の軽視とか。やっぱりいかがわしかったか。