ベッドの母の足が降りて来た。
シッコだろうと起こしに行った。
母がニコニコと、「若い時みたいにできんね、アハハ」と起きた。
どうしたのと声をかけたら、「朝一回、雑巾掛けしたの。もう一回しようと思ったら、こわくてできんの。若い時みたいにできんね、アハハ」と夢見たまんま、体は起きたようだ。
愉快そうに話すからオカンが聞き付けて来て、一人で起きられん人が雑巾掛けなんかできないしょ、と言っても母は若い時にタイムスリップしているから何も苦にする風ではない。
ポータブルトイレからベッドに戻さないと何処かに歩いて行きそうな勢いなのだが、ここはもう一度寝てもらう。
おやすみなさい。
。
シッコだろうと起こしに行った。
母がニコニコと、「若い時みたいにできんね、アハハ」と起きた。
どうしたのと声をかけたら、「朝一回、雑巾掛けしたの。もう一回しようと思ったら、こわくてできんの。若い時みたいにできんね、アハハ」と夢見たまんま、体は起きたようだ。
愉快そうに話すからオカンが聞き付けて来て、一人で起きられん人が雑巾掛けなんかできないしょ、と言っても母は若い時にタイムスリップしているから何も苦にする風ではない。
ポータブルトイレからベッドに戻さないと何処かに歩いて行きそうな勢いなのだが、ここはもう一度寝てもらう。
おやすみなさい。
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