今日は母の78回目の点滴だ。
舌の乾きはあるものの、このところの失敗で500mlしか置いていかなかった。
点滴液を吊すのにスライド・コート掛けを使っている。
最初の往診点滴の時に看護師長が部屋をぐるりと見回して「コート掛け無いか」と聞いてそれ以来だ。
ケアマネさんがレンタルありますよと言っていたが、クリーニング屋からもらった針金ハンガーをフックに使って間に合わせた看護師長は「そんなことにお金使うことない」と身の回り品を活用したままである。
向こうに写る掛け時計は先代からの骨董品だが、ここは何処と言い出した時の記憶の鍵にはならないようだ。