源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

05若紫15 汲みそめて

2007年05月29日 | 05若紫~08花宴
源氏物語歌集 059
巻五 若紫 15 尼君

    汲みそめて 悔しと聞きし 山の井の
    浅きながらや 影を見るべき

2007-0529-ysg059
Kad01-173

□・・・なるらむ」 御返し (尼君)「汲みそめて・・・見るべき」 惟光も同じ事を聞ゆ。
「このわづらひ給ふ事よろしくは、この頃過ぐして、
京の殿に渡り給ひてなむ聞えさすべき」とあるを、心もとなうおぼす
□(角文版)


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